この新聞記事にあるように、今年中に委託先法人複数化のための再募集が行われます。
私は以前より「一ヶ所にすべて任せるのは問題あり」と主張してきました。
つまり、その法人が倒産した場合、富士市の学童保育がすべてストップしてしまうという問題です。
だから今回の「方針変更」には賛成、むしろ遅すぎたと思います。
ただし、委託先ですが、この短期間で何処か手をあげてくれるところが他にあるのでしょうか?
(令和7年度に設定されているゴールを先延ばしする必要があるのではないか)
また、支援員の一斉退職に端を発したこの問題ですが、コドモノプラス側にも言い分はあるはず。
市の指導に従わないなど、委託先に瑕疵があるのならともかく、既に移行してしまった児童クラブまで、複数化された法人のどこに参画するかを今後2年間のうちに決めさせる…というやり方には問題はないのか。
だって、一旦傘下に収まったクラブが、その経営体から出て行ってしまう可能性もあるわけで、既に人を配置してしまっている相手方にしてみれば「業務妨害」でしょ。
繰り返しになりますが、先方に明確な落ち度が無い状況で、これから契約変更について協議するであろう行政側は、万が一にも「優越的地位の濫用」と見られぬよう、十分に注意するべきです。