第一に、女性が真実18歳であるか否かという問題
>事実関係というものは、司法機関を通じて客観的な事実として確定した上で、初めてそれを基礎として、あるべき社会的関係が築かれていくべきものでありましょう。
>真実であるか否かを検証することもないまま、週刊誌の記載を鵜呑みにし、それがあたかも断定的な事実であるかの如く叫ばれ、これに従わざるを得ない状況が作出されるという社会構造は、適切なものとはいえないように思います。
>私としては、現在、法律の専門家にお願いして、名誉毀損訴訟を通じて、「女性が真実18歳であったこと」にかかる客観的事実の確認をさせていただくべく、準備を進めて戴いております。
第二に、週刊ポストの取材方法の違法性
>私のいた個室内での会話を録音することができるのは、同席していた女性以外にはあり得ない構造となっておりました。
すなわち、この女性は、週刊ポストとの間で予め打合せして録音の準備をした上で焼肉屋に赴き、録音を実行し、その内容を週刊ポストに提供したものとしか考えようがないのです。
>このような手法で記事を作り上げるやり方は、もはや健全なジャーナリズムの報道取材としてあるべき域を超えた、社会通念上許容し得ないものと判断し、その当否を世に問うべく、不法行為に基づく損害賠償を求めて訴訟を提起する所存です。
結語
>私は、上述の2つの疑義が解消された暁には、身の処し方について速やかに判断させていただく所存です。
「地位に連綿するつもり(原文ママ)」は無く、この二つの疑義が解消すれば、速やかに身の処し方について判断する…とのこと。
逆に言えば、
当該女性が18歳であることを証明できなかった場合、
もしくは週刊ポストが不法行為に基づく損害賠償に応じない場合は
議員辞職するつもりは無い、ということになります。
論理構成はしっかりしています。
自分という「わが国の選挙というプロセスを経た者」が、
マスコミという第4権力によって政界から排除される謂れはない、
という主張は正しい。
政治家を辞めさせることが出来るのは有権者だけです。
でも、これを書いた、多分弁護士さんは
静岡5区の選挙民が、これを読んでどう思うか、という所まで想像ができなかったのではないか。
「マッチポンプ」という用語を多用しているが、
これこそ「火に油」のような気がする。