日本の未来を背負う子供たちに、
障害を持つ人たちが果敢に挑戦する姿を見せたい!
実際に現場で、その目で、心に焼き付けて欲しい。
そうした教育的効果というリターンが、
それだけ大きいと東京都は判断したのだろう。
早川忠孝氏は小池さんに「考え直せ」と言う。
東京のコロナ死亡率がジワジワ上がっている現状は確かに不気味だ。
第4波時の大阪のように、医療を受けられずに死亡する人が増えている。
それでも東京都は国に「野戦病院の設置」を要請するつもりは無いと言う。
その理由は
「東京都には豊富な医療資源があります。役割分担をして、必要な施設を整備しながら体制をつくってきました。宿泊療養施設での抗体カクテル療法をできるようにしたり、酸素ステーションの整備も進めています。いわゆる野戦病院のように患者を1カ所に集めてオペレーションするのが効率的との考え方があるのは承知しています。しかし、医療資源があるのに、わざわざ、医療的に環境の悪い体育館に臨時病床をつくる必要性はない。検討する予定もありません」(東京都感染症対策部)
とのこと。
政治の最も大切な役割はビジョンを示すことだ。
俯き加減の都民に、国民に、希望を与える。
2020東京パラリンピックを成功裏に終了させる、
その目途が立ったというのなら、
その手腕に期待したい。
スポーツには大きな力がある。