2月定例会を振り返る | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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(出典:静岡新聞)

 

 毎週月曜日の朝、街頭にたって市議会報告を行っています。
 今朝は富士市議会が市長提案のまちづくりセンターに関する条例改正を「全会一致」で否決した事についてお話しさせていただきました。実は同時に、この条例改正に関する予算を含む部分を修正し、市長提出の予算原案も否決しています。
 市長が提出した予算案が否決されるというのは、富士市ではこの50年間無かったそうです。しかし市長には予算の調製権があると同時に、議会には予算の議決権がありますので、今回は当たり前のことを当たり前に粛々と進めさせていただきました。条例改正案と予算案は別々に考えることも出来たはずです。今回はちょっと説明不足が過ぎたのではないでしょうか。
 市長には「予算の調製権」の他に「予算の執行権」もあります。議会はここを犯すことはできません。しかし今回の条例改正により置かれる予定の「まちづくり協力員」と来年度の職員定数の削減案は、来年の3月つまり11か月先に初めて発生する事象です。6月議会に同じ条例案を提出して、予算については補正で対応してくれということも可能です。まずは26ある出先機関に3名づつ職員を置いておく必要があるのか、それとも2名体制で業務執行が可能なのか、そうした部分から説明をお願いしたい。
 住民が協力すれば、一名ずつ計26名の減員は可能だと思うのです。皆さんのご意見を伺いたいと思います。


富士市議会議員 鈴木こうじ