6/30交通工学講習会(講義メモ)その2 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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つくば市における通学路交通安全プログラム社会実験
〜速度抑制等による通学路安全対策を実施〜
つくば市 国土技術政策総合研究所
つくば北警察署

ピクトグラムの設置が効果的。
自転車安全利用促進条例。
全長40kmの自転車専用道路の整備計画。
・人口当たりの歩行者事故件数は7〜9歳が特に多い
・車両速度が上がると死亡事故が急増
以上より、速度抑制の重要性がわかった。要小学校区の社会実験・公安委員会によりゾーン30の指定
ホンダセイフティマップの利用。
ウェブ調査で危険箇所の抽出→国総研による検討を経て交通安全対策の実施。
ハンプと狭窄。路面表示と看板の設置。
平均速度が42から34キロに減少。
すれ違い部では21キロまで減速。注意喚起の方法。
スリムハンプ、横断歩道の5cmUP、エンジベルトの設置よる狭窄効果まとめ。
(大幅な速度低減効果)

住民参加により交通安全意識の向上住民発意の生活道路対策事例から学ぶ
国士館大学 寺内義典
より良い生活道路対策とより良い通学路対策の実現に向けて(世田谷区太子地区)

密集市街地における生活道路対策。
狭あい道路、建てづまりの問題 。
緊急車両の問題と抜け道対策。
避難交通は欲しいが通過交通は抑制したい。
開発地の外周道路の整備計画を住民が提案。
まちづくり協議会での説明会。
一方通行化とハンプ設置。
全員合意が得られるまで何度でも全戸配布と説明会を繰り返す。通学路対策以外の問題。
小学生が事故にあうのは16〜18時が最多。
(通学時間より塾へ行く時間)
放課後に使う道路は通学路以外が多い。

子供も最短ルートをいきたい。子供の横断判断実験。
(30キロ超の車両に対する実験をしてみた)
2年生;相関係数が最も低い
5年生;出来る子と出来ない子の差が大きい

実験結果より小学生に横断判断はほぼ無理。通学路対策と生活道路対策は別々に必要。
・朝登校時の事故は皆無
これは学校、保護者、地域ぐるみの活動に支えられている。
二子玉川小学校校長の話。
・子供は成長する
・子供は環境に適応する
・子供の遵守意識は高い(特に低学年)
子供は都会に順応していく。
その一方でニュータウンの子供達を修学旅行などに連れて行くと危なくて見ていられない。
通学路の話を聞くと歩車分離を強く求められる。
ー車の通行量を減らす
ー車の速度を落とす

最後に住民発意の二子玉川地区の事例から
住民の話を聞く。ゾーン30導入のためのワークショップ。
子供たちが自作のうちわでドライバーに訴える、感謝を伝える。
(スピードガンを使いながら)
・ゾーン30交通規制開始記念セレモニーの開催
・たまチャリルールの導入
(べからず集ではない、子供たちが決めた3つのルール)