ヨソモノが地域住民に信頼されるには Iターン市議に聞くを読んで | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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http://alternas.jp/work/ethical_work/61003/2
横田親丹波市議(33)の話。
ここには都市活力再生のヒントがある。

親は、「この街に仕事はないから、出ていきな」と子どもに言いながら育ててきてることがぶっちゃけ多い。そんな教えを受けて育ってきてるから、丹波の若者は大学進学を機に、大阪や東京に出ていき、少子高齢化(高齢化率は平成17年度で26.4%)・産業の担い手不足が起きています。

残念なくらいにその作戦が成功してるわけです。でも親の口から、「この街にすんでることって幸せだよ」と頻繁に聞こえるようになれば、子どもの丹波への見方も変わるはずだろうなと。


富士市も4年前から人口減少フェーズに入りました。
(それ以前は46年間連続して人口が増え続けてきた)

総務省統計局の人口推計で富士市の人口減少の要因は「15-25歳人口」にあることが判っている。
移出入人口を含めれば、他の年齢層はほぼ横ばいで推移しているが、唯一「都会に出た若者が戻ってこない」・・・という点が富士市の人口構成の弱点となっている。
 
そこで先の横田さんの話。
私たちも、知らず知らずのうちに、子供たちに「この街には仕事は無い」と言ってはいないだろうか?
「出ていきな」というメッセージを刷り込まれた子供たちは、親の言うとおりにしているだけだと
このヨソモノは喝破してみせた。

 
「高校生になる前に、心ん中に社会人3~10年くらいで弾ける『時限爆弾』を設置させておきたいなと思っています。その爆弾は、25歳~32歳くらいで発動し、丹波に戻りたくなるようになっちゃうっていうものです」
というアイデアは富士市にも応用できるんじゃないだろうか。

でもその前に、まず
「富士市には仕事が無い」という刷り込みを止める必要があると思う。この刷り込みを止めないと子供たちは戻ってこない。
 
ここ数年、障害者雇用問題に取り組んできて、私も認識を改めた。
心がすり減る前に、富士市に戻っておいで。
富士市には雇用の場が意外なほどたくさんあるよ。
 
今年は「ユニバーサル就労推進条例」を議員発議したい。
生産年齢人口の減少を食い止めるには爆発力不足だが、
社会参加する人たちを増やす一助にはなるはずだ。
富士市では障害を持つ人も、そうでない人も、一緒になって働いてる場所があるよ、
富士市は働く人に優しい町だよ、だから帰っておいで・・・。
これが私の「
社会人3~10年くらいで弾ける『時限爆弾』」だ。
 
富士市議会議員 鈴木こうじ