任命責任は私にある、と思うのであります | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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表題は安倍首相のセリフ。
ではその責任をどうお取りになるのですか?というのが野党の基本姿勢だろう。
予算編成を遅れに遅らせたのは、元はと言えば、師走の解散を行った安倍さんだ。ここは一時予算審議を棚上げにしても政界浄化に向かうのが正しい。

でもその安倍さんにすれば、
「私の支持率は依然として高い。その私が大臣を任命したのだ。任命責任は私にある。だから、悪いのは私を支持した国民である、と思うのであります」
とか思ってるんでしょうね。

一般社会では例えば、社員が不祥事を起こした場合、
不正の再発防止策を具体化して初めて社長が『責任を取った』とみなされる。
だから
「首相も、企業・団体献金の禁止など思い切った防止策を打ち出すべき」
というのは上脇博之神戸大学教授の弁。

また一方で
「違法献金だったら没収すればいい。返せばいいという性質のものではないはずだ」
というのは元自民党代議士の早川忠孝さん。
返されてニンマリするのは企業の方だ。受け取った方は「補助金を受けていたとは知らなかった」で済むが、「お礼」の献金をして、政治家に国民の税金を還流させた企業の方は、違法行為を知っていてやっている。政治家から没収した上で、企業からは献金額の3倍くらいの課徴金を取るべきだ、という早川さんの意見には頷かされる。

「任命責任は私にあると思うのであります」

では、どうやってその責任をとるのか?
反省だけなら猿でも出来る…というのはちょっと古いが…「抜本的な防止策」が必要なことは間違いない。