遠藤勝也前富岡町長の葬儀に出席しました。
2011年、閣僚になって初めて話を聞いた首長が、富岡町の遠藤町長でした。あれからちょうど３年。
避難所で２時間の面会中、私は全く言葉を挟むことができませんでした。全町避難という過酷な状況にある町民の気持ちを伝えようとする遠藤町長の言葉には、圧倒的な迫力がありました。誰よりも厳しく、そして優しい人でした。
昨年の町長選挙は、国が負うべき責任を遠藤町長が背負った戦いでした。申し訳ありませんでした。 野党になった後、そして町長選挙の後、お互いに失意の時に食事をしたときのことが忘れられません。最後は、「久々に時間ができた」と笑顔で語っておられたが、その時間はあまりに短かった。
遠藤町長の遺影はビックパレットで陣頭指揮を取っている時のものでした。そこが、私が町長と初めて会った場所。疲労困憊の状況にあっても、町長の目の輝きは失われていませんでした。
葬儀を終えてご遺族にご挨拶すると、同い年のご子息から、生前、町長が「もう一人、息子がいる」と言われていたとの話がありました。言葉が出ませんでした。町長は私をいつも叱咤激励し、そして優しかった。 本当にお疲れさまでした。どうぞ、安らかにお眠り下さい。そして、福島を見守って下さい。
（細野豪志＠7/27）
細野豪志後援会では今年も10月に福島行きを予定しています。
細野豪志と一緒にバス旅行。
飲んで食べて温泉入って、福島の観光を応援しよう。