細野メルマガ/議会人の矜持 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 本会議の冒頭、議長を全議員で起立して迎える習慣が復活した。たしか、河野議長の時代に始まった慣例で、我々、民主党は、一貫して起立して議長を迎えてきた。
 だが、野党時代の自民党は、横路議長に対して敬意を表することをしなかった。我々は立って迎えたが、自民党は座ったまま。立っていたのは河野太郎議員。私の知る限り、一貫していたのは彼だけだ。
 伊吹議長になって、一瞬、民主党内に「立つのか?」という躊躇する雰囲気があったが、私は迷わず立った。自民党と同じことはしたくない。民主党は、みんな立った。悔しい思いはある。しかし、「やられたことはやり返せ」では、議会はますます劣化する。
参議院の野党自民党の野次は凄まじかった。
 本会議場で、汚い言葉を吐き続けてきた議員も、政務三役に入った。予算委員会も、実に酷かった。徹底して閣僚をやじり倒す。あの議会の様子は、子供には見せられない。
 いよいよ、国会の本格的な論戦が始まる。公共事業に偏った補正予算、補正に赤字を寄せただけの25年度の粉飾予算。政策では、我々は安倍政権と論戦を行う。ただ、議会人としての矜持は守りたい。
(細野豪志@1/29)

河野太郎さんの主張は一貫している。
実は、国土交通省道路局と、その天下り団体である「(財)道路保全技術センター」に対する鋭い追及を見て、この人はホンモノだと感じていた。
その河野さんだけが議長を起立して迎えていたというのは、むべなるかな、彼の人柄を表すエピソードだろう。

河野太郎公式ブログ「
ごまめの歯ぎしり」から「自民党役職停止中」の文字が消えていた。
今後とも期待度の高い政治家だ。

そういえば文藝春秋2月号の「人材はここにいる」と言う特集記事で、
10年後の日本を担う逸材として、自民党から齋藤健、加藤勝信、小泉進次郎が選ばれた。
民主党からは山口壮、細野豪志、寺田学。みんなの党から山内康一。

政治ジャーナリスト・田崎史郎さんの選評をここに記す。
「細野氏は民主党政権で、小沢一郎、仙谷由人、菅直人など一癖も二癖もある重鎮に仕え、立派に務めを果たした。しかし、政治家として骨太の信念をまだ見せたことがない」

新綱領の策定に向けて、これからが正念場だ。