<豪志メルマガ>臨時国会開会 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 臨時国会が始まりました。特例公債法、社会保障改革国民会議、公選法改正など、重要な課題が山積しています。何としても、懸案を解決できる国会にしなければなりません。
 野田総理も、所信表明演説の中で、国会を機能させることを呼びかけました。参議院で所信を聞く本会議さえ開かれなかったのは、本当に残念です。
 総理は所信の中で、東日本大震災への対応に最初に言及し、経済、エネルギーなどで、やるべき課題を明確に提示しました。特に、エネルギーの問題で、原発に依存しない社会への道筋を提示したのは、民主党らしくて良かったと思います。
 結びでは、「分厚い中間層」、「中庸」など、野田総理らしい言葉が並びました。明後日から代表質問。民主党からは仙谷副代表が立ちます。きっと、民主党の立ち位置を示してくれるはずです。
 右傾化が目立つ政界にあって、中道政党、すなわちセンターを行く、民主党の役割は確実に大きくなっています。
(細野@10/29)


http://ameblo.jp/gosyukai/entry-10127618770.html
 かつて私は上記の「明確な対立軸など必要ない」というエントリーで、「日本人の政治意識はきちんと正規分布を描いているはずだ」という仮説を立て、以下のように述べました。

この正規分布の頂点が、左右に振れる事で、日本人の考え方は、その時代に合わせて変化してきた。そして、この分布図のセンターを占める主張をしてきたのが、他でもない自由民主党だった。

 細野政調会長は今回のメルマガで、民主党を「中道政党」だと表現し、野田総理は所信表明演説の中で「明日への責任」という言葉を繰り返しました。衆議院自民党は特例公債法については成立に協力する発言をしています。
 「問責を受けた首相には参議院で未来を語る資格はない」
安倍総裁がそう述べたようですが、参議院の空転によって衆議院の解散を求めるという手法はわかり難い、というか国民の理解を得られないのではないでしょうか。
 特に、消費税増税で合意しておきながら、それを理由に参院で問責したという一貫性の決如は、前総裁、谷垣さんの指導力不足といわれても仕方ありません。

>右傾化が目立つ政界にあって、中道政党、すなわちセンターを行く、民主党の役割は確実に大きくなっています。 
 
 しかし、日本人の考え方がここ数年で大きく右に振れたのだとすると、分布図のセンターは相変わらず自民党なのかもしれませんよ。だから、この問題について実証し反証をうける為には、一度総選挙で民意を問う必要があるわけです。
 ただし、違憲状態のまま選挙をした場合、今度こそ「無効判決」が出る可能性も残りますので、やはり公選法の改正は必要です。
 今回は国民に負担を強いることが明確な以上、0増5減の他にも、民主党が主張する比例区の40削減も必要だと思います。