復活の薪 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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久々に、ハンマーで殴られたような衝撃を受けました。

がれきから生み出された「復活の薪」。

岩手県大槌町は、津波で町長が亡くなるなど、壊滅的な打撃を受けました。
発生したがれきは、118年分。暖を取るために活用された薪は、その後、全国に販売され復興のシンボルとなりました。設立されたNPO法人吉里吉里国は森に入り、間伐材から「復活の薪」を創り続けています。

どん底から立ち上がった芳賀正彦さんの言葉は、一つ一つ、腹に響きました。

「私たちは、助けられるのではなく、助けることができる。吉里吉里に来て、一緒に汗を流しましょう」

がれきを処理してあげるという感覚では、何も動かない。
16日に大槌町のがれきを試験焼却する島田市は、処理費を被災地に請求しないそうです。
鎮魂の念とともにがれきを処理することで、被災地との絆を強める。そこから、何かが生まれてくるはずです。

「私は、死ぬまで山でがんばる。細野さんも、がんばっぺし!」

私も、吉里吉里に行かねばなりません。

NPO法人吉里吉里国URL : http://kirikirikoku.main.jp/
(2/13◎細野豪志)


復活の日…というSFがあったよね。小松左京の。

インフルエンザから変異した致死ウイルス蔓延のため、人類は南極に逃れた1万人に激減。
映画にもなった。草刈正雄がたった一人で北米を目指すシーンだけ、何故かよく憶えている。

大槌町で発生した災害廃棄物のコンテナが昨晩、静岡に到着した。
明日から島田市で試験溶融がはじまる。

石原都知事に東京から追い出された反対派が、島田市役所に押しかけるシーンが繰り返しテレビニュースで流される。
手に持っているプラカードに「ガレキを金にするな」というのが有った。
元産廃業者だといわれる島田市長だけでなく、ゴミを取り扱う業者全体に対する蔑視。

誰かが汲み取りをやったり、ゴミを片付けてくれなければ
私たちの生活は成り立たない。

それを生活の糧としている人たちが存在するおかげで、
私たちは暮らしていけるのだ。


細野事務所からのメールを転載する。
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日頃より大変、お世話になっております。
細野が明日、2月16日(木)にテレビ出演予定がございますので、
お知らせいたします。

放送日時
2月16日(木) 17:20から17:30 予定
番組名
静岡第一テレビ
しずおか○ごとワイド

放送日時
2月16日(木) 18:15から18:30 予定
番組名
テレビ静岡
スーパーニュース静岡県内ニュースにて

放送日時
2月16日(木) 18:35から18:40 予定
番組名
SBS静岡放送
イブニングeye

尚、静岡県内のみの放送となりますので、あらかじめご了承ください。
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細野環境大臣が明日も静岡の人たちに呼びかけ、
ガレキの広域処理をお願いする。


塩野七生さんの言葉を引用しこの稿を閉じる。

「この恥ずかしい騒ぎの中でも最も情けない現象」が「がれきを拡散させるな」という住民側からの抗議の声だ。
 自分の胸に聞いてみることだ。不幸に見舞われてしまった同胞に対してかくも残酷になれるのが、他の誰でもなく自分なのだ、と。
(文藝春秋「がんばろう日本!はどこへいった」より)