内田樹さんのブログから | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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被害の全容が見え始め、
私たちの心に戦慄が走った。
 
未曾有の大災害だ。

みんなイライラし始めている。
私たちに出来ることは何か。
私たちのとるべき態度は。

16年前の阪神を体験した内田樹さんが以下のように述べていた。

このような場合に「安全なところにいるもの」の基本的なふるまいかたについて自戒をこめて確認しておきたい。
(1)寛容
茂木健一郎さんも今朝のツイッターで書いていたけれど、こういう状況のときに「否定的なことば」を発することは抑制すべきだと思う。
いまはオールジャパンで被災者の救援と、被災地の復興にあたるべきときであり、他責的なことばづかいで行政や当局者の責任を問い詰めたり、無能力をなじったりすることは控えるべきだ。彼らは今もこれからもその公的立場上、救援活動と復興活動の主体とならなければならない。不眠不休の激務にあたっている人々は物心両面での支援を必要としている。モラルサポートを惜しむべきときではない。
「安全なところにいる人間」と「現地で苦しんでいる人間」を差別化して、「苦しんでいる人間」を代表するような言葉づかいで「安全なところにいる人間」をなじる人間がいる。
そういうしかたで自分自身の個人的な不満や攻撃性をリリースすることは、被災者の苦しみを自己利益のために利用していることに他ならない。

内田樹さんのブログ
  ↓
http://blog.tatsuru.com/2011/03/13_1020.php
以下 
(2)臨機応変
(3)専門家への委託
と続くが、
『こういう状況の時は「否定的なことば」を発することは抑制すべき』
という貴重なアドバイスに従おう。
 
私たちに必要なのは「希望」だ。

鈴木