国会は正常化へ | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 総理のダボス会議出席の間隙をぬって、福岡県の統一地方選挙の候補者の集会をはしごしてきました。候補者はみな30代前半。続々と私よりも若い政治家が出てくるようになりました。気がつけば、私も、今年で「不惑」の年齢になりましたが、まだまだ、政治家として迷いが消えません。
 安田登氏の解釈によると、孔子の時代には「惑」という文字は存在せず、「或」という文字があてられていたのではないかとのことです。私は、「或」にとらわれることなく、「しなやか」に時代を見極める40代を過ごしたいと思います。依然として、我々を見る目は厳しいものがあります。ただ、心なしか、年末のような憎悪の念を感じることは少なくなりました。年が改まり、「もう少し時間をやるから、結果を出してみろ」といったところでしょうか?おそらく、国民が待ってくれる期間は長くはありません。菅総理が帰国する今夕からは、官邸で予算委員会の準備です。国会で野党の皆さんに協力頂けるよう、一歩、一歩、謙虚に進んでいきたいと思います。(1/30◎細野豪志)
 安住国対委員長の説得が実り、寝ていた野党が起きることに。55年体制時代、社会党を「起こす」ために官房機密費などのゲンナマが必要だったのは周知の事実ですが、政権を獲りに行こうとする「新しい野党」はセレモニーを終えれば堂々と論戦に臨む姿勢を示しました。
 代表質問で小池百合子さんが「昔の野党のように『国会中は国際会議に行くな』とは言わない」と言っていたように、菅総理はダボス会議に出席し「第3の開国」を表明しました。今後TPP推進へ惑うことなく進むことになります。
 首相の権力の源泉は「人事」と「解散権」です。首相周辺が「解散」を匂わせたり、否定したりすることで総理の求心力は高まります。
 中小政党にとって、小選挙区は絶対的に不利な制度です。しかし参院選挙が「中選挙区+比例代表」ですから、小さな政党にとっての主戦場は参院ということになります。つまり2大政党制のもと、中小政党は参院選で勝って連立の組み換えを勝ち取り、自らの主張する政策の実現を図ることがその使命だということになります。ここが解っていないと、国民新党と社民党というまったく肌合いの違う政党が「仲良く」見えるのが、理解できないことになります。

鈴木