渡辺典雄さんに決まる。 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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自民党県連:静岡5区、支部長に渡辺氏 次期衆院選、民主・細野氏に対抗 
 自民党県連は14日、静岡5区支部の新しい支部長を東京大大学院生、渡辺典雄氏(43)=千葉県市川市=に公募で決定したと発表した。次期衆院選で静岡5区(三島市、富士市など)の同党公認候補になる。
 渡辺氏は浜松市生まれ。成城大を卒業後、三菱商事や博報堂勤務を経て、現在、東京大大学院で公共政策を専攻している。来春、修了の見込みという。
 同党県連の植田徹幹事長は14日の記者会見で、5区の現職、細野豪志・民主党前幹事長代理(39)に触れ、「細野氏に対抗できる人材を選ぶことができた」と話した。
 これにより、県内の衆院8小選挙区で、自民党の支部長が空席なのは、6区(沼津市、熱海市など)と7区(浜松市西区、北区など)。このうち6区について植田幹事長は新たな支部長を内定したと明かしたが、本人の仕事との兼ね合いから具体名の発表は年末以降になると説明した。
 同党は昨夏の衆院選で惨敗。県内でも閣僚経験者の柳沢伯夫氏(3区)や斉藤斗志二氏(5区)らが落選し政界引退も相次いだため後任選びを進めてきた。【山田毅】毎日新聞 10月15日

 東大大学院ですか。若さといい学歴といい公募候補としては申し分ない方だといえます。
 かつての自民党には独自の人材育成システムがありました。県議どうしを競わせ、カネと権力をつかんだものを代議士として拾い上げる…それぞれの所属派閥を代表した県議たちは、熾烈な暗闘を繰り広げ実力を養う、というものです。こうした議員が従来、国と地方のパイプ役を担ってきたのですが、故後藤田さんが「県議あがりは悪いことばかり覚える」と嘆いたように、自民党と一部企業の癒着による構造汚職の一因ともなっていました。
 小選挙区制の導入を中心とした選挙制度改革が自民党の派閥を破壊し、新しい政党へと生まれ変わることを可能にしました。イギリスでは落下傘候補が当たり前です。地域のボスが2世3世と議席を独占し続け地方政治を支配してきたという今までの方が「野蛮」だったのです。自民党の英断には拍手を送りたいし、与党になって民主党の「各グループ」が「派閥化」していく様には疑問を覚えます。

yan