人材が命!? | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 今日は、民主党の役員会のために上京しました。国会が終わり、永田町界隈は閑散としています。いまだ、民主党は参議院選挙の敗北を引きずっていますが、救いは長野県知事選挙の勝利です。今回の薄氷の勝利には、民主党に対する底堅い期待感と、候補者の質があったと思います。官僚から長野県と横浜市で自治体経営を経験し、内閣府行政刷新会議の事務局次長として、政権交代後の霞ヶ関改革に取り組んだ経歴が評価されたようです。49歳という年齢もプラスに働きました。期待が大きい分、大変ではありますが、阿部守一知事には頑張ってもらいたいと思います。
 私は、先の参議院選挙での自民党復活の原因の一つに、公募候補を出したことがあると見ています。人材は政党の命。与党としての敗北を喫した今だからこそ、民主党は、必要な人材の発掘に努めなければなりません。(細野豪志 8/9)

 残暑お見舞い申し上げます。
 
 自民党は復活したのでしょうか?
私はそうは思いません。参院選の得票率では民主党に大きく離されています。
自民党が勝ったのではなく、民主党内の「修正主義者」たちが負けたんです。
民主党という文化が地域に根付くためには、まだまだ時間が必要だという事です。

自民党はヌエのような政党で、民主党の良いところはどんどん取り入れます。「公募システム」もその一つで、今後も民主党が人材の発掘に努めなければならない、というのもその通りだと思います。
 
公募には悪い面もあります。「偽メール事件」に代表される嫉妬の政治が、今後は自民党の問題にもなっていくでしょう。
「市議→県議→代議士」という自民党独自の人材登用システムは今後も堅持すべきです。というか民主党という文化を地域に根付かせるために、来年の統一地方選挙では民主党も自民党の良いところを取り入れた方がいい。
 
そこで提案があります。
今回の参院選で負けた候補のうち、得票率の高かった地方つまり県議なり市議なり、勝てる地域があれば積極的に地方議員として擁立していってはどうだろうか?
つまり「国会議員→県議→市議」、そしてその逆もありという「敗者復活戦」システムの導入によって地方議員を倍増させるのだ。

政治家は使い回しが利く。
国会議員の選挙で負けたなら、それを奇禍として、地域のことをきちんと学んできて再起をはかれば良い。
地方のことは地方に・・・たとえば地方整備局の権限を県に委譲するならば、人材は国から派遣せざるをえないだろう。今後はそうなる。
政治家だって国から地方に入っていけばいい。高い理想を掲げても足元が見えていない・・・それが民主党の公募候補の欠点。

政局なんておこらない。姿を変えていくのは野党のほうですよ。
今後3年間に渡って民主党のつくる予算は「ひも付き補助金」から「一括交付金」にシフトしていきますから、シンプルに考えれば、つぎの統一地方選挙こそが民主党の本当の勝負になります。
 
yan