首相の持論 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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私は福祉の充実派!

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 首相が交代しただけで内閣支持率が上がるのだとしたら、民主党政権は大衆迎合政策をとる必要がなくなる。菅首相にとって今こそ「不人気だが必要な政策」を進めるチャンスなのだろう。唐突にみえるが自民党に消費税増税の協議を持ちかけた理由も理解できる。消費税を福祉財源に回すのなら「コンクリートから人へ」という基本路線は変わらない。国民の理解を得ることは出来るかもしれない。
(しかし、選挙期間中にそれを言い出してしまうところが菅さんらしい)

上久保誠人立命館大学政策科学部准教授の論文から引用する。
http://diamond.jp/articles/-/8432
 
 菅首相の政治経歴で特筆すべき点は「大蔵省改革」「金融国会」で金融財政の若手専門家を使いこなしてきたことだ。菅首相がやるべきは、「第三の道」の具体案作りを野田佳彦財務大臣、大塚耕平内閣府副大臣、古川元久官房副長官などの金融財政のエキスパートに任せ、彼らが存分に動ける環境作りではないか。
 具体的には、「国家戦略室」を「局」に格上げする法案を今度こそ成立させ、「国家戦略局」を機能させることだ。そして、志ある若手官僚を各省庁から出向させ、財界・業界・労組関係者や学者を幅広く集めて「第三の道」作りをオープンに行う場を作ることだ。

 
 今は官僚との協調路線を強調しているが、菅直人の持論は「財務省解体」だったはずだ。
 首相が財務省解体に本気になれば、主計局はそれを阻もうと自らの予算編成能力を示そうとする。そこで財務省も本気で財政再建に取り組まざるを得なくなるだろう。それでムダ排除はまた一段と進むことになり、民主党政権の「アメとムチ」によって官僚は「国民の選んだ政治家」に従わざるを得なくなる。
 今起きているのは、「国家の主人」が国家試験をパスした官僚なのか選挙で選ばれた政治家なのか、そのせめぎ合いなのだろう。
 ここしばらくは消費者運動出身という稀有な経歴を持つ菅首相に期待したい。

yan




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