現役首長らが新党「日本創新党」を結成
山田宏・東京都杉並区長、中田宏・前横浜市長、斎藤弘・前山形県知事ら、現役の首長と首長経験者は１８日、新党「日本創新党」を結成し、都内で記者会見を開いた。
党首に就任した山田氏は、「日本を根こそぎ改革したい。自由で力強い日本を目指し、国家、地方、国民の自立を基本目標としたい」と述べた。代表幹事には中田氏、政策委員長には斎藤氏が就任した。
夏の参院選について山田氏は、「１０人以上の候補者を選挙区、比例選に擁立していきたい」と述べ、目標議席数を「５議席以上、できれば５議席から１０議席」とした。候補者の公募も行うという。
新党の母体は、中田氏らが昨年１０月に設立した政治団体「よい国つくろう！日本志民会議」の首長、首長経験者２４人で作る政治委員会（委員長・山田氏）。
新党は、国会議員の参加がなく、政党助成法の政党要件は満たしていない。
山田、中田、斎藤の３氏は、４月１０日発売の月刊誌「文芸春秋」への寄稿で「反民主党」の立場を鮮明にし、国会・地方議員の半減、公務員の大幅減、構造改革路線による財政転換、経済成長のための法人税引き下げなどを掲げている。
(4月18日15時30分配信 読売新聞)
日本創新党ですか、昔の名前に似てますが首長・首長経験者で創るというコンセプトは良いと思う。まさか略称が「日本」なんてことはないだろうな･･･やっぱ略称は「創新」かな。
１９日には橋下大阪府知事の地域政党「大阪維新の会」も立ち上がるようです。こと参議院選挙に関してはこうした地域政党というのもアリです･･･参院には都道府県枠がありますから。
もっとも、まず一議席ずつ４７都道府県に配分するというこの都道府県枠という制度が、参議院の一票の格差を広げている元凶でもあるわけで、明治７年の浜松県、静岡県、足柄県の合併以降「県の合併」というのは進んじゃいない。
島根と鳥取なんて一つでいいだろう。自民党時代にさんざんいい思いをしたんだからさ。四国統一を目指す「新党長宗我部」とか、いっそのこと「九州独立党」とかさ、「道州」の割付を中央から押し付けられる前に自分達でフレームを創っておいて交渉したほうがいい。
九州なんざ歴史上２回もヤマトからの独立戦争をやっているんだ。米軍基地を押し付けられるくらいなら、いっそのこと「基地利権」も渡せって主張すべき！当然の権利だ。振興策だなんてみみっちい事を言ってないで「カジノ特区」もよこせって言った方がいいんだよ。徳之島だって、もともとはあっちの商工会議所から民主党議員に持ち込まれた話でしょ。それをあんな大騒ぎにしちゃったら「政治的解決」に持ち込む前に政治屋は逃げ出しちゃう。腹案がありますなんて言っちゃった鳩山さんだけがハシゴを外された格好になってさ。
普天間問題だって一周まわって沖縄に戻ったのはいいけど、「メガフロート案」にまで戻っちゃって、儲かるのはスーパーゼネコンだけで地元の土建屋には何の仕事も回ってきませんでした･･･なんて話になったらどーすんの？
地域の利益を代表する政党というのがあってもいいんだよ。
yan