昨日のサンプロ | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。


植草一秀『知られざる真実』に昨日のサンプロの様子が記載されていましたので一部を引用させていただきます。
 
 本日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」に出演した町村信孝氏は、出演者の指摘にしどろもどろになり、まったく反論できなかった。
 町村氏は政治資金規正法の虚偽記載に対する罰則が「禁固5年以内」と極めて厳しいことを根拠に、小沢氏周辺の問題が悪質であると論じた、これに対して郷原信郎氏は、「禁固5年は上限規定である。虚偽記載の悪質性を個別に論じる必要がある」と論じた。献金の記載漏れなどは虚偽記載の一例であるが、これまで自民党議員で日常茶飯事として見られた事案である。この点を細野剛志衆議院議員が指摘したが、町村氏は一言も反論できなかった。

(原文ママ)
 
 自民党を代表して討論に臨んだ町村氏は「小沢は悪い奴」「悪そうな感じがする」「顔つきが胡散臭い」といった世論喚起に終始し、ディベート相手としては物足りない小物の印象が残った。ヘラヘラと薄笑いを浮かべて、議論に入る前の「位取り」、つまり相手より上の立場に立ちたい・・・「私は知っているのだ」みたいなメタ・メッセージは発せられていた(笑)
 知っているのならば言えば良いのだ。自民党特有のやり口は元官房長官ならば当然熟知しているところだろう。それを詳らか(つまびらか)にし、その上で「肉を切らせて骨を断つ」ような論で臨めば、ヤメ検の二人など粉砕出来ただろうに。
 この程度の相手ならば、豪志が指摘したように「野党的アプローチ」で反論しておくだけで良い。自民党の支持率が上がらない理由もここにあるのだろう。午後の「サンデースクランブル」のテリー伊藤さんのような「素人の疑問」のほうがよほど鋭かった。
 そういえば新しく財務大臣になった菅さんも、税収不足について「みんなあなた方がやってきたことだろう」と逆ギレしていた。民主党が衆議院で300議席を持っている何年間か、「自前の予算と人事」を通し続ければ、自民党的な文化はやがて雲散霧消する。

 昨日の自民党大会でノムさんも指摘した。
「皆さんは自分が巨人だと思っていたんでしょう」
 
 もはや「巨人、大鵬、自民党」の時代ではない。
 しかし、民主党的なモノが日本の風土に文化として根付くには、もう少し時間がかかるようだ。
 自民党はまだ目が覚めていない。自民党が自分をジャイアンツだと思っている間、民主党は「野党的アプローチ」でいけばいい。ありがたいことだ。

yan