領海制限を撤廃し、日本も「普通の国」へ | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 やはり!日本近海の領海制限について、米国の日本に対する圧力があったとする公文書が明らかになりました。国際的に12海里まで設定することができる領海なのですが、我が国の宗谷海峡、津軽海峡、大隅海峡、対馬海峡の四か所で3海里に制限しています。米国の核兵器を搭載した艦船などの航行を容易にするためです。

 この問題、2007年3月16日の外務委員会で、私自身が指摘しています。当時の外務大臣は麻生太郎氏。私は、「戦後レジームからの脱却」を掲げるのであれば、自国の領海を狭く設定するという国際的に例がない状況は再検討するべきと主張しました(まともに検討した形跡はありません)。領海外では、中国や北朝鮮の軍艦や潜水艦の航行も自由となっています。核持ち込みの密約に加えて、領海制限についても検証する価値ありです。政権交代こそ、戦後レジーム脱却の好機です。10/12 

 


 

ああ、「東海論争」があった時ですね。

http://ameblo.jp/gosyukai/day-20070320.html

 

共同通信の記事から引用します。

 

5海峡の領海制限、米が対日圧力 核戦争計画に支障と軍部
 政府が1970年代、宗谷、津軽、大隅、対馬海峡東水道、同西水道の五つの重要海峡の領海幅を法的に可能な12カイリ(約22キロ)ではなく、3カイリ(約5・6キロ)にとどめた背景に、米軍核搭載艦船の通過への悪影響を恐れた米政府の対日圧力があったことが11日、米公文書から明らかになった。(共同)

 

 自民党と社会党による「形式民主主義」の時代には、これも仕方なかったのかもしれませんが、そろそろ日本も、国際的に例の無い「自国の領海制限」は撤廃したほうがいい。日本も政権交代可能な「普通の国」になったわけですから・・・。

 

 その後、核兵器を搭載した艦船の通過を認めるかどうかは別問題。これが対等な関係と言うものです。

 

yan