鳩山人事の妙 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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厚労相 週内に年金解決チーム 「舛添ブレーン」起用も


 長妻昭厚生労働相は4日、外部有識者による厚労相直属の「年金記録問題解決チーム(仮称)」を週内にも立ち上げる方針を固めた。
 「消えた年金」被害者の救済拡大に向けた具体策を検討するほか、これまで社会保険庁が難色を示してきた解明の困難な年金記録の実態調査についても陣頭指揮を執る。
 メンバーは10人程度で、舛添要一前厚労相直属の「年金記録問題作業委員会」の委員だった磯村元史函館大客員教授やジャーナリストの岩瀬達哉氏らを引き続き起用する方向で最終調整している。

(10月5日7時56分配信 産経新聞)




 これは現実的な方策ですね。舛添さんのアドバイスもあったのかもしれませんが、鳩山政権の人事はうまい所を衝いていると思います。

 例えば、国家戦略局の配置なども(・・・まあ自民党ファンからみれば「遅い!」となるのかもしれませんが)菅大臣が経済財政相を兼務するというのは妙案でした。これで自民党政権時代の「財政諮問会議」事務局、つまり300人からの経済財政部のスタッフを自由に配置できるという事ですよね。

 麻生さんは「無血開城」によって見事に「最後の将軍」の役目を果たしました。いや、中川さんの事を思えば、無血という発言は不謹慎かもしれません。ことほどさように政治家というものは命がけの商売なのだと思い知らされます。

 鳩山内閣は大臣人事に重鎮を配置し、党内力学のバランスを取りながら、副大臣・政務官に若手を起用し、実務を仕切らせる方針だということが解ります。ただの順送り人事ではありません。無能さを曝け出せば、今回登用されたベテラン陣も次がなくなりますから必死にならざるを得ません。

 

 参院民主党研修会も終わりましたので、それまで封印されていた党人事も、今日明日辺りには公表されるでしょう。細野とあわせて、枝野さんの役どころが気になるところです。党人事は小沢さんに決定権があります。

 その小沢さんの先日の「静岡発言」はちょっとしたニュースになりましたね。

 いよいよ明日は参議院補欠選挙の告示です。


yan