朝まで生テレビを見た。
「激論!政権選択選挙と日本の命運!」
パネリスト: | 茂木敏充(自民党・前衆議院議員) |
寄ってたかって民主党をつるし上げる企画だと
植草一秀さんがブログ上で述べていましたので、
一部を引用させてもらいたいと思います。
(全文はこちらから→植草一秀の「知られざる真実」 )
最大の印象は、民主党の細野豪志氏がさまざまな問題について、冷静かつ的確に対応していたことだ。自民党の茂木敏充氏は自民党内有数の論客だが、重箱の隅をつつく論議に終始し、逆に細野氏から突っ込まれて返答に窮する場面が目立った。
(中略)
民主党の政策をあげつらう討論においても、民主党は十分に耐え抜いた。細野氏の力量に負う部分も大きいが、民主党は投票日に向けて、理論武装をさらに強化するべきである。
とりわけ、「景気対策」、「財政赤字」、「成長政策」において、自民党の主張には欠陥が多く見られる。民主党を中心とする野党は、自民党の主張の欠陥をじっくりと洗い直し、政党討論で自公勢力を論破する説明方法を確立しておくべきである。
野党勢力が共闘体制を強化して、「政権交代実現」をまずは優先することが肝要である。
(引用おわり)
とまあこのように、私からみても
細野豪志は孤軍奮闘していました。
司会の田原さんがときどき助け舟を出してくれ、
その機を逃さず反論するディベート力は流石です。
印象的だったのは終盤、元外務官僚の孫崎さんが
「日米地位協定だって改訂可能」だと発言していた事。
自民党は「思いやり予算」を積み上げないと、
日米関係はガタガタになってしまうと言いたげだが、
諸外国の例を見ても、同盟関係を維持しながらも、
地位協定は、その時代によって適宜見直されている。
自民党が出来ないと言い張るのなら、
政権交代はその良い機会になるだろう。
サミットでは麻生首相との会談を敬遠していた
オバマ大統領が、11月の訪日を打診してきた。
これは大きな外交上の勝利ではあるが、民主党は
今後ますます「現実路線」へと舵をきらざるを得ない。
日本人の選択を、
アメリカも注目しているという事だろう。
yan