「麻生降ろし」議員は応援せず…自民都議団
麻生降ろしに加担する国会議員は、衆院選で応援しません--。東京都議選で大敗した自民党都議団は17日、「挙党一致で行動しなければ、衆院選で支援しない」とする内容の決議文をまとめ、党本部に提出した。
都議団は、麻生降ろしの動きが都議選敗退の一因とみており、「党内の混乱が続けば衆院選も大敗する」(都議)として、異例の決議文提出に踏み切った。
決議文では、麻生首相に批判的な言動をする国会議員を「責任政党の一翼を担っている自覚も責任も全く感じられない」と指弾し、「挙党一致の行動がなされない時は衆院選は重大な決意をもって臨む」とした。
背景には「麻生内閣の低支持率の下、組織力で都議選を戦うつもりだったが、党内の混乱が従来の『自民ファン』をも離れさせ、組織選挙も崩壊した」(都議)という思いがある。
この日は、都議選敗北を総括する都連の会議が開かれ、都選出国会議員らも多数出席。都議らから「敗北は国会議員がガタガタして党が一つにならなかったから」「自分の名が売れればいいと、テレビの前で勝手なことをしゃべる国会議員がいる。冗談じゃない」といった不満が噴出した。
(7月18日7時12分配信 読売新聞)
一晩たったら様変わり。
両議員総会で都議選の総括をしようと意気込んで、署名を集めてみたものの、
津島派から10名の「署名撤回者」が出て、
脱出ボートはあえなく沈没・・・orz
脱出どころか、逆に自民党都議団から
「東京都議選で大敗したのはお前たちのせいだ」と
名指しで批判される始末。
それでもこの人たちは、このままスゴスゴと引き下がり、
自民党にすがりついたまま選挙を戦うのだろうか?
「リスト」に載っている津島派の衆議院議員は
以下の31名。
▽鳩山邦夫(10)▽船田元(9)▽額賀福志郎(8)▽石破茂(7)▽斉藤斗志二(7)▽仲村正治(7)▽小坂憲次(6)▽佐田玄一郎(6)▽伊藤達也(5)▽鴨下一郎(5)▽三原朝彦(5)▽茂木敏充(5)▽大村秀章(4)▽木村隆秀(4)▽桜田義孝(4)▽田村憲久(4)▽林田彪(4)▽渡辺博道(4)▽河井克行(3)▽倉田雅年(3)▽新藤義孝(3)▽吉川貴盛(3)▽加藤勝信(2)▽戸井田徹(2)▽大塚高司(1)▽木原稔(1)▽渡嘉敷奈緒美(1)▽原田憲治(1)▽平口洋(1)▽福岡資麿(1)▽馬渡龍治(1)
(※カッコ内は当選回数)
このうちの何名が
「離党」にまで踏み切ることが出来るのか。
解散から総選挙まで、今回は40日もの間隔があり、
先に新党を結成した渡辺ヨッスィーや
平沼さんのグループからも勧誘があるだろうから、
ゆっくり悩み、迷うと良いだろう。
麻生首相は「江戸城無血開城」を決断したのだ。
自民党という組織を温存するために。
それでも、徳川幕府崩壊の際、
「彰義隊」や「会津藩」は徹底抗戦に突き進んだ。
歴史は繰り返すのかもしれないが
自民党再生に近道はない。
昔の中選挙区の頃とは時代が違う。
不純物を排除しなければ選挙を戦えない。
意見が違うのなら、出て行ってもらったほうがいい。
「別のマニュフェストを掲げる」などという馬鹿げた発言が
有権者に理解されると思っているのなら甘すぎる。
それは自民党ではなく自分党だ。
ルノアールのココアのよーに甘い!
(出典:すすめパイレーツ)
yan