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今でも使ってしまう死語は? ブログネタ:今でも使ってしまう死語は? 参加中
 
というか「アッとおどろくタメゴロー!」なニュース。
(古すぎて、すみません)
 
衆院選に候補擁立=「幸福の科学」
 宗教法人「幸福の科学」(大川隆法総裁)は25日、政治団体「幸福実現党」を結成したと発表した。次期衆院選で300小選挙区と比例代表11ブロックのすべてに候補者を擁立するとしている。饗庭直道党首は記者会見で「政治が混迷する中、日本の危機を打開し、未来に夢の持てるような国をつくるため立党した」と語った。
 饗庭氏は、大川総裁の衆院選出馬は否定。一方で、総裁夫人の大川きょう子党首代行を東京10区に、佐藤直史幹事長を同12区に擁立する方向で調整していると説明した。(5月25日16時52分配信 時事通信)
 
 これってアレですか?
「しょしょしょしょーこー」とか歌いながら
選挙運動していた人たちとは無関係ですか?
 
 「政教分離」といわれる一方で、
政治家個人の思想・信教の自由は保証されている訳で、
例えば公明党と創価学会の関係は如何なんだ・・・
なんて言うつもりは毛頭ありません。

現行憲法を制定する際、
英語で書かれた原文をそのまま訳してしまった為か、
その辺りを誤解しているかたが異様に多いんですが、 
政治家が無宗教である必要はありませんし、
現に欧米では「キリスト教○○党」なんて政党も
ふつーに存在しています。

「Separation of church and state」 
教会と政府の分離ってのはつまり
これは「カルト禁止規定」なんですよ。
 
ウィキペディアかなにかで
「カルト」もしくは「セクト」あたりで調べてみてください。
「普通の宗教とカルト」の違いが解ると思います。
 
普通の宗教団体をバックボーンとした政治団体は
あってもかまわないのです。
しかし、それがカルトなら話は別だ、
というふうに分けて考える必要があります。
   
オウム真理教が普通の宗教かもしれないと考え、
彼らの規制に及び腰だった行政のせいで、結局
「カルト教団の公権力への浸透の試み」を許しました。
  
それが後年、あのような悲惨な事件を惹起し、
多くの犠牲者を出すことになりました。
 
カルトの見分け方にはいくつかありますが、
①教祖やその一族への個人的崇拝
②行き過ぎた金銭的要求
③子供や配偶者への洗脳
などが特徴的です。
 
カルトは「新しい形の全体主義」です。
「デモクラシー」ではなく
「シオクラシー」を信奉する人々です。
そんな彼らにも選挙権はありますが、
結社の自由は厳しく制限する必要があります。
さもなければ、いつか一般庶民が犠牲になります。
 
そんな彼らの影響力を薄める方法が一つだけあります。
それは、投票率を上げることです。
普通の人たちが投票権を行使することです。
   
最近の若い人たちの投票率の低さに愕然とします。
日本社会は「カルトへの耐性」を
失いつつあるのかもしれません。
 
yan