国営漫画喫茶のこと | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。

 本日、衆議院の予算委員会の仲間と、「亡国の予算を検証する勉強会」を立ち上げました。今回の補正予算で、独立行政法人、公益法人などの天下り先に3兆円もの巨額の公費が投入されることになります。本予算と合計すると、今年度は約15兆円の公費が天下り先に流れることになります。今日は、国営マンガ喫茶と揶揄される国際メディアセンターに投じられる115億円の予算を検証しました。

 漫画とは世間を風刺するもので、国営の施設に展示されるのを漫画家は潔しとはしないというゲストの発言は秀逸でした。国民は、文化庁の勘違いと総理の趣味に付き合う義理はないはずです。役所や独立行政法人の施設整備費に2.8兆円、役所の地デジ対応TVを7万台購入するために70億円などの予算項目を見ると、民間から税金を吸い上げて、官だけが光り輝く構図が見えてきます。亡国の予算は、民主党と自民党のスタンスの違いを明確に示しています。(細野豪志5/26)


 毎日新聞にも載っていました。


石坂啓さん:国のメディア芸術センター施設を批判 「額縁にマンガ、恥ずかしい」

 アニメやマンガなどを展示する国の施設として、09年度補正予算案に117億円の設立費用が盛り込まれている「国立メディア芸術総合センター(仮称)」について、マンガ家の石坂啓さんが「国費を使って額縁に原画を飾っても、ありがたがって見に来るマンガ好きはいない。恥ずかしいので私の作品は並べていただきたくない」と痛烈に批判した。

 同センターを「国営マンガ喫茶」と批判している民主党が26日に開いた勉強会で発言した。「世界の若者に我が国のメディア芸術の魅力を発信する拠点となる」と説明する文化庁職員を前に、石坂さんは「お上に『よろしい』と言われて喜ぶより、そういうものをちゃかしたり風刺した作品を見せるのがマンガの精神」と指摘。99年の文化庁メディア芸術祭でマンガ部門大賞を受賞した作品も、「賞金50万円と賞状を返すから展示しないで」と訴えた。

 文化庁は土地と建物の購入費に約100億円を充て、運営は民間に委託する計画。完成時期や設置場所などは未定で、民主党国会議員からは「無駄な施設。本当の芸術振興につながることに金を使うべきだ」「計画があまりにずさん」などの批判が集中した。【加藤隆寛】

2009年5月27日

 

 うーん、クリエーターの側からそう言われちゃうと辛いなあ。アニメ好きの私は、学生時代、青山の「こどもの城 」で新造人間キャシャーンをぶっ通しで全話見たことがあります。

 ダメですか?国営の漫画喫茶。麻生さんらしくていいじゃん、と思ってました。


 ところで、大石英司さんの「首相専用機を追え!」という小説、ご存知ですか?
 
 行方不明になった自衛隊最高指揮官を捜索&救出に駆けつけたはずの特殊作戦群のSOFが、「冷や飯の食い方なら俺に任せろ」が口ぐせで、かつて射撃でオリンピックに出場したこともある自衛隊最高指揮官(おまけに毎朝SP引き連れてジョギングに励んでいるもんだから、兵隊並みに走れる)に逆に助けられて射撃談義に花が咲いたりしますが、モデルはいません! あくまでもフィクションです。
(作者本人談)


 自衛隊最高指揮官といえば、総理大臣の事ですよね(笑)

 早く買って読まなきゃ! 

首相専用機を追え!―蝶紋島極秘指令 (C・NOVELS)/大石 英司
 

 すみません。私も民主党支持者の端くれなんですが、麻生首相はどうも憎めません。サミットの晩餐会でぶっ倒れちゃった村山さんや、お腹が痛くなって政権を放り出しちゃった安倍さんに比べ、体力があるってのも大事なリーダーの資質だと思います。

  

yan