政府、補正に「基金」4.3兆円 46種「ばらまき」批判も
政府が追加経済対策を計上した2009年度補正予算案で、総額4兆3000億円に上る46種類もの「基金」をつくることが明らかになった。地方自治体などにお金をプールし、複数年度の支出を確保する狙いだ。ただ予算が過剰に積まれたり、お金の使い道が不透明になるなど財政規律を損ねる懸念がある。
民主党の細野豪志衆院議員の質問主意書に回答するため、1日に閣議決定した答弁書で判明した。日本の予算制度は、単年度ごとの予算について国会の承認を得るのが原則。補正予算でこれだけ多くの基金を設けるケースは異例で、野党などから「ばらまき」との批判が強まる可能性もある。
答弁書によると、46基金のうち22が農林水産分野で計7000億円を計上。1兆円の農水予算の7割を基金方式に頼った計算だ。競走馬の種馬を生産する農家向けの基金に50億円を積むなど、各事業に「薄く広く」予算を計上した。社会保障は、非正規労働者への再就職支援(7000億円)など11の基金に計2兆8000億円を盛り込んだ。
(日経新聞01:22)
4.3兆円、46種類の「基金」。前代未聞の大型補正の陰で、こっそり天下り先を増やそうと画策している奴らがいる・・・ってことですか。
官僚たちの悪あがき。「天下りはこの世の楽園」。
自民党の敗北を感じ取り、補正の中に「ノアの方舟」を仕込んで自分だけ逃げ出す。
三段ロケットの緊急経済対策のあとは「逃げる算段」。
これだから自民党には任せられない。
日本は変えられる。私たちの一票で。
yan