この二つのブログで話題になってるので気づいたんですが、「吉原商業高校」が「市立富士高校」に校名変更するとか、しないとかいう噂があります。
詳しくは上のブログを読んでみてください。
まず、私の意見を述べておきます。 賛成です。
職業高校が時代遅れだというのなら、県立富士高と都立富士高にも声をかけて、市立富士高誕生記念の「富士高サミット」とか開催しましょう！それくらいの意気込みと覚悟が無ければ、校名変更の意味はありません。ガンバレ！
実は吉原商業問題には、以前から関心をもっていました。
きっかけは小沢映子市議会議員のブログ9/30のエントリー、
ここで「Ｓ議員」とされている市議会議員が、議会の一般質問の中で他の議員を誹謗中傷するという事件があったことを知りました。
公開されている議会議事録の中からその「質問」を拾ってみます。
（第２６番 鈴木敏和）
（中略）
全員協議会での横井発言は、卒業生を侮べつし、在校生を侮辱する独断と偏見に満ちた差別発言であるというふうに私は思います。
（中略）
「現実的に吉原商業高校が、悲しいことに、残念ながら、今は選ぶ高校ではない」というような発言は、新入生の定員割れをする高校がある中で、定員200名のところ203名もの新入生が学ぶ市民の共有財産であります市立高校に対する何ら合理的かつ科学的根拠のない誹謗中傷であり、べっ視であるというふうに私は思います。人の上に人をつくり、人の下に人をつくるような差別発言は暴言、妄言のたぐいと言わざるを得ません。議員としての品格をおとしめるものであるというふうに私は思います。
（中略）
在校生や卒業生の誇りを冒涜し、名誉を毀損し、市民の共有財産である市立高校のイメージをよくするよりも悪化させたことを考慮することなく――というふうに私は思います。議員として存在を示そうとするような態度は大きな間違いであるというふうに私は思います。
（中略）
私は、この発言に対し公憤を抑えることができません。どうでしょう。中にはこの発言について、人、感じ方はいろいろだと言う方もいるかもしれません。しかし、自分の母校が、自分が今通学している、あるいはきょう、傍聴者の中にも自分の子どもさん、息子さん、あるいはお孫さんが勉学に励んでいる方がいるかもしれません。その学校が、今は選ぶ学校ではないなんて言われたときに、あなた方は、議員も含めて、誇りに思いますか。侮辱されたというふうに思いませんか。（「内容が違う」の声あり、その他発言する者あり）違うよ。いいんだよ、黙っていれば。（「そんなことはないよ」の声あり）聞いて。そういうような発言が許されてはならないというふうに思うがゆえに、あるいは当局もそのことについて否定はしなかった。したがって、ただすのであります。市長及び教育長は、全員協議会の席であるとはいえ、市立高校の改革を検討する場での発言ではないというふうに考えますこの横井発言を肯定するか否か、設置者としての市長と教育行政の責任者である教育長の明快な答弁を求めるのであります。
（後略）
一般質問に回答するのは市当局ですので、一方的に批難されているこの女性議員は反論することが出来ません。回りくどい言い方をしていますが、結局「全員協議会」の意趣返しのようですから、その時ならばお互い対等の立場での討論が可能だったはずです。
その場では口をつぐみ、悶々として何夜か過ごしたのち、相手が反論できない、つまり相手が弱い立場の時を狙って、一方的に相手を誹謗するという破廉恥な行いが富士市議会議事録
に残されていますので、ご興味のある方はご覧になってください。（９月定例会09月30日-04号146頁）
こういう人間を私たちは卑怯者と呼びます。
Ｓ議員の所属する「新社会党」がどんな団体かは知りませんが、「吉原商業高校が、悲しいことに、残念ながら、今は選ぶ高校ではない」のが現実なのだとしたら、まずはそこから変えて行こうというのが、正しいあり方なのではないでしょうか。その為に、この５年間で３７億円もの税金をこの高校につぎ込もうとしているんじゃないですか？
知らない方がこの議事録を読んだら、吉原商業がどういう高校だと思われるか解ったものじゃありません。
一般質問のルールも弁えず、私怨を公の場に撒き散らしたこの人物を懲罰にかけることもせず、こんな恥ずかしい議事録を削除も出来ない富士市議会を今後も注視していく必要があります。
・・・３７億円って、私たち市民が払った税金ですよ。
yan