環境防災研究所のこと | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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昨日に引き続き、

富士常葉大学の学園祭の感想。

お笑いライブは見ませんでしたので

チュートリアルの話はありません。

あ、ひとつだけ・・・福田さん、けいちゃんとお幸せに❤

 


環境防災学部をもつ大学だけあって、ゴミの分別も行届いています。

容器も「バガストレー」というさとうきび由来の物を使用してました。

模擬店グランプリの選考基準に「ISO14001審査」を取り入れるという念の入れよう。

ちなみにグランプリの賞金は「14001円」でした。

 



会場では「エコキャップ運動」も行われていました。

ペットボトルのキャップからワクチンが出来る・・・そんなわきゃーねえ、と思っていましたが、

これは、キャップつまりポリプロピレン

からワクチンをつくるわけではなく、

キャップを外す「手間」つまり労力を

リサイクル業者に売る仕組みです。

 


こうした業者がワクチンをつくる資金を寄付します。

リサイクル業者というのは

国からの補助金で成り立っているようなモノですから

これも、税金の新しい使い方だということでしょうか。

  

なんとも回りくどいビジネスモデルです。

 


富士常葉大学には「環境防災研究所」があります。

今回の目的は、

ここの特別講座を受講することでした。


この方が

山田辰美先生です。

 

そして

講演は動物写真家の
中川雄三さん。
 

「富士山の野生動物は守られているか!?」

というテーマでお話を伺いました。

 

貴重な写真を見せていただく機会を得ました。

最近では富士市でも、南富士ゴルフ場辺りまで

野生のシカが見られるようになりました。

 

これも百年前に、シカの天敵である

「ニホンオオカミ」を絶滅させてしまったせいだ

という説明は良く判りました。

 

なるほど、クマよりもシカの方が問題ありですね。

生態系が崩れつつある現在、

私たちに出来る事ってなんでしょうか。

考えさせられます。

 

コウモリも「益獣」として保護しなくてはならない。

いや、ならないという言い方は中川さんはしません。

「アトピー」などの現代病が増えてしまいますよ、

どうしますか・・・そう語りかけておられました。
 

yan



(左側が中川雄三氏)