「自民党政府の言う通りにいかないと国民生活が混乱するという論理は半世紀以上続いた長期権力のおごりと錯覚だ。私たちは国民生活のため頑張っていく」
民主党の小沢一郎代表は28日、水戸市内の労働福祉会館で、連合茨城の幹部との会合でこう強調した。「4月からの揮発油(ガソリン)税の暫定税率失効=ガソリン値下げ」がこの日、確実となったのを受けた“勝利宣言”だった。(3/29産経新聞)
4月からガソリンの値段が25円下がります。
待てよ、
日本は税金に税金を掛けるという不思議な国なので
消費税もいれて「26円以上」下がることになります。
「2兆6千億円の税収不足で国民生活が混乱する。早期にまた25円上げさせていただきたい」
「そうしないと国の財政も、地方財政も、温暖化対策も何もできない」
これが自民党の主張です。
錯覚だということにまだ気が付いていないようです。
最新の道路需要調査に基づいて
「費用便益分析」を行えば、毎年6兆円もかけて
新しい道路をつくり続ける必要はなくなります。
今後すべきことは
こうした自民党長期政権のウソを暴くことです。
日銀総裁が不在の今、国民生活は混乱しましたか?
日銀のプレゼンスなんてどこにあるのですか?
むしろ円高の今、「何もしないでくれ」と
市場は祈るように見つめていますよ。
日本の金融政策の信用が地に堕ちてしまう・・・
ふざけた事を言うものじゃあありません。
「高かった信用が落ちる」と言うのなら判りますが、
「もともと無かった信用がさらに落ちた」
だけじゃあないですか。
民主党の徹底した抗戦は
「日銀総裁にはどういう人物がなるべきか」
という議論を沸き起こしただけでも成功だと言えます。
議論が必要なのは4月からです。
ガソリン税を上げるのなら、いったい、
何の為に、誰の為に増税が必要なのか、
明らかにしていっていただきたい。
4月パニックなんて起きません。
日本国民はそんなに愚かではないと私は思います。
yan