日銀総裁のプレゼンス | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 「そりゃ駄目だって!総理」と思わず呟いてしまいました。まさか、任期切れの福井総裁を提示するとは・・・。週があけても、円の高騰と株の暴落はとまりません。総裁の空白はまずいという空気が、永田町には広がっていました。今や福田政権は、KYそのものです。野党の我々ですら、ここまで来ると、「一体、どうなるのか?」と心配になります。19日まであと2日。話し合いの余地を残しつつ、政府に再提示を求めるしかありません。 細野豪志 3/17


インサイダー疑惑の福井総裁の次は田波元大蔵事務次官。

 財務省にとって「日銀総裁」という天下り先はどうしても手放したくない。福田首相は財務省の操り人形。この首相に人事権は無い。

 17日には国土交通省が道路特定財源から23億円を「タクシーチケット」に流用していた事実も判明。裏金作りの疑惑も持ち上がったが、これも国交省の操り人形、冬柴大臣が釈明を繰り返す。

 

 下がり続ける支持率。

 20%台まで落ち込めば、福田内閣は立ち腐れて総辞職するしかない。昨年末、一度だけ解散のチャンスがあった。勝負時がわからない福田さんに自民党のトップは無理。

 次は麻生さんか・・・小池さんなんていいんじゃない?

 昔ならこういう時は、各派閥の長老たちが談合して「○○おろし」を画策したものだが、小選挙区制度の下、派閥に往年の力はない。いまの自民党の派閥なんて、老人会みたいなものだ。

 

 先日、松島みどり国土交通副大臣が、予算委員長の制止に従わず、自らの「変節」を弁解する答弁を繰り返し、予算委員会から締め出されるという珍事があった。派閥には「新人教育」という大事な機能もあったが、それすらも失いつつあるようだ。

 

「衆参ねじれ国会下では、参院の野党の力が強くなる。従って、野党は自らの主張をしっかりと堅持していれば、政府・与党は次第に追い込まれていく」

その一方で

「自民党が原則を決めて強い姿勢で臨んだ時、初めて民主党と戦える」

「民主党が話し合いに応じて、右に寄っていくと自民党にチャンスが来る」


 現在の政局を単純化するとそういうことになる。

 

 昔、小池百合子さんが小沢さんを評して「政局」と「理念」の2枚のカードを持つ人だと言っていた。

 いま小沢民主党は「政局」というカードを切っている。小沢さんの心を揺さぶる「理念」というカードを切れるだけの人物が、福田さんに取って代わらなければ、自民党に勝ち目はない。
 

yan