主戦場は衆議院 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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[2008/01/22号]

 国会は代表質問の真っ只中。昨日の幹事長対決は、民主党が政策を打ち出し、自民党が批判するという、どちらが与党か分からないような興味深いものでした。参議院で多数を得たとはいっても、冒頭の主戦場は衆議院ですので、まずは我々が頑張らなければなりません。
 話は飛んで、ドラマ撮影のエキストラの募集です。フジテレビの学園ドラマで収録日は27日(日)、富士市の米之宮神社にて、午前の部が7:30-13:00、午後の部が12:00-17:00、夜の部が16:00-21:00です。詳細はfcfuji_ex@yahoo.co.jp までお問い合わせ下さい。エキストラに参加すると、街への愛着もわきます。奮ってご参加下さい。細野豪志 1/22


 

 議場を閉鎖して採決を行うというのは日本独自の文化で、そもそも英国議会には議員全員が座れるスペースが無いし、米国では本会議中も委員会は開かれており、必要に応じて本会議場で採決ボタンを押して、さっさと政治家としての仕事に戻ってしまう。

 小沢さんの行動は誉められたものではない。しかし小沢さんの行動を批判し「採決こそが議員の仕事だ」という方は「民主主義とは多数決のことだ」と思い込んでいるらしい。

 多数決と民主主義はイコールではない。こういう人は「絶対多数の絶対幸福」というベンサムのとなえた功利主義と混同しているのだろう。民主主義の醍醐味は、お互いを批判しあい、議論によって落としどころを決めることにある。

 わざわざ出入り口を封鎖して再入場をゆるさないというのは、民主主義の未成熟な日本人が考えた、単なる権威付けにすぎない。出席することに意義があるというのでは、学級委員会のレベルであり、お話にはならない。

 そういう説明をせず「政府側にも欠席者がいる」とか弁解するのは、陰口を言わない、いつもの小沢一郎らしくない。どこかお悪いのではないだろうか、と心配になってしまう。

 福田首相の説明もおかしい。

 民主党と協調路線を取るならば、昨年のうちに、つまり予算編成前に揮発油税の扱いを協議すべきだ。いったん予算を組んでしまえば、その財源に関する法案は修正しようがない。予算審議に入ってから、国民が困るから税率維持を前提に協議に応じてくれというのでは、自民党が民主党提案を蹴るたびに九官鳥のように繰り返す「財源が明確でない」というセリフと同じではないのか。

 これはつまり、財源というのは財務省が考えてくれるものであって、与党で知恵を絞ったものはひとつも無いという証拠だ。

 田中角栄さんが考えた財源を、40年以上にわたって、暫定と称して使いまわしてきたツケが回ってきたのだ。

 ドロナワで民主党に擦り寄るくらいなら、自分で財源を提示してみろ。予算編成とはそういうものではないのか?

 

yan