定例日以外の審議拒否＝民主・小沢代表
12月4日19時1分配信 時事通信
民主党の小沢一郎代表は4日の記者会見で、与党が新テロ対策特別措置法案の審議に定例日以外も応じるよう求めていることについて「（参院選翌日の）7月30日から（福田康夫首相の所信表明演説まで）2カ月間空費しておいて、自分たちのことは棚に上げて『予備日を使え』とは、よく言えた話だ」と述べ、拒否する考えを示した。
同法案を審議する参院外交防衛委員会は火曜日と木曜日が定例日で、会期末の15日までに衆院並の審議時間を確保するのは困難になっている。小沢氏はまた、「防衛省は国民の税金を無駄に使い、権力を利用した不正につながっている。こういうことを正さないと、臭いものにはふたという結果になる」として、法案審議よりも疑惑解明を優先させる考えを強調した。
榛葉かずやさんの質問に答えて、
福田さんは「丁寧に丁寧にお願いしております」
という相変わらずの言い回し。
町村さんは「民主党の対案を、
紙になったものを、見せて欲しい」と少しキレギミ。
ここで榛葉さんの決めの一言
「油を出す前に、防衛省の膿を出すほうが先ではないか」
国民の多くはそういう目で見ているのだ。
小沢代表は民主党の国会議員４５人を引き連れて
１２月の６～８日の日程で訪中の予定。
民間交流の「長城計画」の一環。
この忙しい時に民間交流とは何だ！
という自民党の歯軋りが聞こえるが、
そもそもこの計画は安倍内閣の時から決まっていたこと。
安倍さんが政権を投げ出さなければ、
臨時国会のほうがとっくに終わっているはずだ。
民主党はこの２ヶ月の「与党の怠慢」を追求する。
対する自民党は
「野党の横暴」を言いつのりたいのだろうが、
だとしたら政府に対する「ヨイショ質問」は
薄らみっともないのでやめた方がいい。
海外での評判のために
給油活動を再開したいのだろうか？
そうではあるまい。
シーレーン防衛の為に護衛艦を展開しておきたい
のだとはっきり言えばいい。
それはまさしく日本の国益にかなう活動だ。
インド洋に日の丸を掲げた軍艦がいることで、
日本のタンカーはどれだけ安心して航海できることか。
正直に言わない政治家と
甘い汁を吸う官僚たち。
これでは、自衛官たちの立つ瀬があるまい。
yan