舛添要一厚生労働相は4日、自治体が告発しない場合は社保庁による告発を検討するよう指示している。
「小人のざれ言に付き合う暇はない」
舛添厚労大臣の発言が波紋を広げているが、
この人たちは、大臣に抗議する前に、
やるべき事があるんじゃないのだろうか。
盗んだお金を返して、役場を辞めた。
社会的制裁を受けたのだから、
それ以上責任を追及しない。
そんな事を言っているから、
「市町村はもっと信用ならない」
なんて目で見られてしまう。
告発をしない方針の市町村は
群馬県大泉町
三重県鳥羽市
愛媛県新居浜市
秋田県男鹿市
宮城県大崎市
大阪府池田市
福島県田村市
北海道様似町(被疑者死亡のため)
の6市2町。
刑事訴訟法第239
「何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない」
行政職員たる首長が、
裁判を経ず、独自の処分をしているので告発しない、
というのは、明白な司法権への挑戦であり、
その市町村に住む人たちは、
賄賂の多寡で有罪無罪が決まってしまうような
お隣の独裁国家を笑えない。
(独自の処分といっても、大阪府池田市などは
停職1ヶ月だというのだから呆れる)
恥を知るなら、このバカ市長たちを
刑事訴訟法違反で告発すべきだし、
法を犯している首長をリコールする権利が
住民にはある。
身内の泥棒に寛大な公吏は税金泥棒だからだ。
「うちでは着服は一件もない」と言うのなら、
一大臣の発言に抗議するようなパフォーマンスではなく、
「綱紀粛正都市宣言」をして、
その市町村に住む納税者に対して胸を張るべきだろう。
by yan