北方領土問題のこと | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 日本中がお盆休みモードの中で、ロシアによる漁船の銃撃・拿捕事件、北朝鮮の核実験の兆候報道と、我が国を脅かす事態が発生しています。国会は開かれていませんが、政府の危機管理を野党としてチェックしていく必要があります。
 最近気になっているのは、外務大臣がアジア重視を訴え、財務大臣が新税を提案し、そろそろ官房長官も独自の提案を行うとなると、小泉政権が閣内不一致どころか、機能不全に陥らないかということです。総裁候補の3人は、副大臣にポストを譲って(後任は総理が決めることですが)、総裁候補に専念すべきではないかと考えますが、皆さんいかがでしょうか? 細野豪志 8/18

小泉外交については評価すべき点も多い。
「日本は世界で孤立する!アジアでひとりぼっちになる」
という靖国参拝反対派の願望はついに実現されなかったし、
それどころかこの5年間、
アジアの意見をサミットの場に伝える大事な役割を担い続け、
専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めるべく努力してきたことについては、
後世の歴史家が、それなりの評価を下すことと思う。

しかし、
ロシアとの交渉に関しては、
外務省よりも、鈴木宗男さんにやらせておいたほうが、
マシだったのではないだろうか?

ベスラン学校占拠事件が勃発し、
チェチェン独立問題でプーチン大統領が外交的に追い込まれたその当日、
小泉首相は今回銃撃事件の起きた貝殻島を視察し、領土問題に言及した。
「水に落ちた犬は叩く」という小泉さんの流儀は、ロシアとの関係、
というよりプーチン大統領との関係を決定的に悪化させてしまった。
 
小泉さんの予想に反して、プーチンは政権を手放さなかった。
だから、
対露関係修復は次の政権(たぶん安倍さん)の夏休みの宿題になっちゃった。
麻生外務大臣、安倍官房長官のお二人は、
3人の早期帰国の交渉で今頃は大忙しで、
テレビ出演どころじゃあないでしょうね。
 
おかげで今週は
谷垣財務大臣がメディアに引っ張りだこですが、
総裁選には必ずしも有利になるとは限りません。
ここは豪志の言うとおり、職を辞してから現内閣の批判をするのが筋でしょう。
案外、「家を焼かれた」加藤さんが
「言論弾圧には屈しない」とばかりに立候補すれば、
いい勝負するかもしれませんが、それはないよね。
こういう言い方も加藤さんに失礼かな。ごめんなさい。

そういえば、
細野事務所にTVタックルの出演依頼が来ていると言ってました。
永田・西村といった民主党議員を「潰した」番組ですから、
あんまり縁起のいい話ではありません。

バラエティ番組に政治家が露出することに関して、
皆さんのご意見はどうでしょうか?
お聞かせいただければ幸いです。
                         by ヤン