富士市は入札情報を公開していますので、一度見てみましょう。
夏休みの「自由研究」とか「統計図表」に使えますよ。
富士市役所のホームページからも行けるんですが、
「富士市電子入札ポータル 」というページがあります。
そこに
●電子入札システムの利用を開始しました。電子入札対象案件は入札情報サービス(入札予定/公告)で確認できます。
[05/07/15]
とありますので、
そこをクリックすると「入札情報 」というウエブサイトに跳べます。
ここの使い方を説明しましょう。
一番上、そう、日付の上あたりに
「入札結果」というボタンがありますのでクリックしてみてください。
検索画面が現れます。
年度→平成18年度
区分→工事
自治体名→富士市
この辺の入力方式はポップアップ式ですから選ぶだけです。
これで、
みんなの住んでるこの町で、どんな工事が行われているか、
調べることができます。
入札方式は何も書き込まないか
4つ全部にチェックマークを入れるかして次へすすみます。
4つの意味は、おとなのひとに聞いてくださいね。
工種
たくさんありますね。上から「土木一式工事」「建築一式工事」「大工工事」・・・
これも研究テーマになりますね。
でも、なにも選択しなくても「検索」はできます。
入札執行日範囲
これはみんなの夏休み
例えば7月20日から8月31日までを選んでみましょう。
さあ「検索ボタン」を押します。
富士市役所が発注しているいろんな工事が表示されたはずです。
いろんな会社があります。
まちづくりをする大切なお仕事です。
あっ!
「まちづくり」交付金事業という工事がありますね。
中身を覗いて見ましょう。
工事名称をクリックするだけです。
富士市○○地先
工種 土木一式工事
・
・
・
予定価格(税抜)
これは、あらかじめ、このお仕事には費用が
これくらいかかるだろうという「設計価格」つまり
みんながお店でモノを買うときの定価のようなものです。
富士市ではこの「予定価格」が事前に公表されます。
調査基準価格(税抜)
最低制限価格(税抜)
これはね、
この金額以下じゃ「きちんとしたもの」は出来ません、
というお約束の金額です。
あんまり安いと「手抜き工事」が行われるかも知れません。
ヒューザーという悪いおじさんがいたのを、
みんなも覚えているかな?
落札決定金額(税抜)
これが、この会社が受注した金額です。
この会社が努力して、定価よりもかなり安く、
お仕事をしてくれていることがわかりますね。
あれれれ?
結果欄に「無効」と表示された会社があります。
定価は事前公表されているのに、
定価よりも高いって、変ですねえ?間違えちゃったのかな。
でも、4社も同時に間違えるって・・・どういうことなのかしらん。
何がおきたのか?研究してみましょう。
じつは、こういうことを研究する
「市民オンブズマン」という組織があります。
次回はこの「市民オンブズマンってなあに?」というお話です。