富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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細野豪志サポーターズクラブ「豪衆会」は新規会員を募集中です。


石破総理の決断により10月9日に衆議院が解散され、

10月15日公示、10月27日投票という日程で

第50回衆議院選挙(衆院選2024)の火ぶたが切って落とされた。

写真は初日の富士市のロゼシアター前での街頭演説(下田よしひで氏撮影)。

 

細野豪志にとっては9期目の戦いになるが、今回は初めての自民党公認での選挙。

各地で自民党の劣勢が伝えられる中、

豪志は集まった聴衆に向け「自民党の足らざるところ、おかしなところは、わたくし細野豪志が変える、この思いでこれからも戦っていきたい」と語った。

 

他の議員の応援のため、全国を飛び回る毎日。

あと富士市に入れるのは10月21日の個人演説会(ロゼシアターで19時より)と

10月26日の10時からの「ファイナル演説会」のみ。

 

かつて小泉純一郎氏の選挙区、神奈川11区では

「地元に張り付いているようでは、純ちゃんがえらくなれない」

と、その支援者たちが留守を守ったように、

私たちが静岡5区を守り切る…そういう気概で今回の選挙には取り組む。

 

細野豪志頑張れ!

 

 

 

日本の最大の問題は人口減少 2100年の人口予測5200万人
マスクのせいで婚姻数の減少そして里帰り出産の激減。どうする日本。

 

歴代首相の地方創生に関するスローガン
列島改造論(田中)
田園都市構想(大平)
ふるさと創生(竹下)

「これで地方の知恵と力がわかる」(竹下首相)
自ら考え、自ら行う…失敗も多かった。1億円でキャバレーつくって3年で倒産。
ただし、当時日本の人口は伸びていた。つまり失敗が許された時代。
これからの地方創生、失敗したら国が傾く。

 

堺屋太一「三度目の日本」より
安定第一の徳川政権
(大型帆船の禁止、馬車の禁止、そして大きな川には橋をかけない)
そこへ黒船、西洋列強の進出。そこで明治政府は方針転換。
富国強兵殖産興業そのための東京一極集中。これが大成功。

「志を果たしていつの日にか帰らん」という価値観。
「故郷に錦を飾る」という英語はない。

そして終戦。焼け野原からの復興。
共産主義世界の防波堤として、アメリカ主導の東京一極集中。
戦後たった23年で世界第二の経済大国に。

 

では地方はどうする?
公共事業と工場誘致。米作りの労働時間は十分の一になった。残った十分の九の労働力の活用。
アベノミクスによる価値観の転換「贅沢願望の消失」。
金利が限りなくゼロ。これは市場原理の喪失を意味する。
異次元の金融緩和…経済は良くなったのか?物価が上がれば景気が良くなる?
将来が不安だからお金を使わないという悪循環。

 

ゾンバルト「恋愛と贅沢と資本主義」
人口増 適切な金利 贅沢願望 これが資本主義を支える。

婚姻率のダントツ1番は実は東京(出生率は最も低いが)
日本人がもっとも集中するのが東京。だから日本の人口が減る。

 

地方の役所は言う
「時間がない」「人ない」「情報ない」「金ない」

そこで現代では産官学のアイデア提供が必要となった。
「大学がない」そんなものは言い訳。だったら中高生を参加させよう。

 

市民に聞いてみろ「あなたの街の総合計画を知っていますか?」
・・・誰も知らない。 

公務員だけで作っているから誰も知らない。
情報がない?・・・これも嘘。リーサスシステムを活用すればいい。

 

やりっ放しの行政 行政に頼りっ放しの企業 市民の無関心
この三位一体で失敗する。

過疎バスの成功事例 十勝バス
バスに乗らない理由の第一位「乗り方を知らない」。そこで乗り方から教えることを決意。

日本ほど農林水産業に適した国はない。
フィンランド スウェーデン そして日本が第三位。

資産になる人工林の大きさ アメリカ 2位が日本。

世界主要都市 危険度ランキング 安全度ダントツ一位が東京。

「うちの街なんか」と市民が言ってる街はどうにもならない。

 

「乗って残そう〇〇線」そう言って残った鉄道は一つもない。
鉄オタの私が言うから間違いない。

 

民主主義が姿を変えた。投票に行かない。立候補しない。
日本人よ甘えるな!「ミヤコ」が国を変えた例は一つもない。
国を変えてきたのはいつも地方だった。

 

ここで国土交通省のデータを配布します。
収入の中間値のプラマイ10%が国を変える。「中間値」です。「平均値」ではない。
一握りの富裕層を除くと東京の惨状は明らか。

 

以下質疑応答

Q:国債発行増 国は大丈夫か?
A:税金はサービスに対する対価。借金は次の世代への付け回し。最新鋭の護衛艦も10年経つと陳腐化する。酒税タバコ税銀行税増税でスウェーデンは防衛力強化してNATO入りを図る。防衛力強化は必要。しかし借金でやってはならない。

Q:合意形成のあり方は?
A:政治家が説明を避けて合意形成はあり得ない。提示して、説得して、納得してもらうために政治家はいる。人口が伸びて経済が発展しているうちは予定調和的に政策決定された。これからは違う。
だからリーサスシステムで情報をオープンにした。
永田町では無茶苦茶評判悪いが、得票率日本一が私だ。調子のいいこと言って、人気取りするのが政治家ではない。
「賛成してもらえなくても納得してもらえ」by竹下登
「勇気と真心込めて真実語れ」みっちー

Q:赤字ローカル線の再生 鳥取は?
A:鉄道と道路をどうやって整備するか、その議論から始める必要がある。つまり道路財源の活用。
踏切減らせば在来線も時速180kmまで可能。道路との融合。DMVもあるが、踏切減らすことで立体交差にしてしまえば在来線はまだまだ活用できる。道路財源を使うことを国民が許すかどうかという問題はある。

Q:少子化対策は?
A:中国ですら急激な人口減少。かつて日本も人口会議で一人っ子政策を主張していた。
ハンガリーに学ぶ。ハンガリーのように、できることはなんでもやるべき。人口あたりの小児科医数が全国一の鳥取県に移住者が増えている。
これも国民的合意は必要だが、人生最後の3週間に医療費(国費)を注ぎ込む日本と牧師を呼ぶ欧米。日本の高齢者が、人生最後の3週間を静かに迎えられれば、少子化対策の財源は産み出せる。

Q:選挙制度は?
A:国会議員だけが小選挙区制。自民党どおしが1番仲が悪い。昔の国会議員選挙では「五当四落」という言葉があった。五億使えば当選。四億では落選。小選挙区制のおかげで金権政治は影を潜めた。歩いた数しか票は出ない。
「そんな制度を入れてみろ、党本部のいうことしか聞かないつまらん議員ばかりになるぞ」と言ったのが小泉純一郎さん。

Q:首都機能移転は?
A:文科省を京都へ。消費者庁を徳島に。これらを地域エゴではなく地方が自ら主張すべき。

Q:企業の内部留保をどうするか?
A:内部留保に課税するのは2重課税になる。それならむしろ法人税を上げるべき。法人税で政策誘導する。

Q:国の指示が強すぎるのではないか?
A:できない理由ばかり言う地方公共団体。地方創生交付金が補助金化している。
「これが採択されないのはおかしいではないか」と地方が主張できる制度のはずだったのが、国に平伏して頭を下げてお金をもらう制度に堕落した。
国の高圧的な態度は、地方が変えていかなければならない。中央政府と地方政府という意味では国と地方は対等。

(静岡新聞@9/16)

 

新聞の一面の片隅に、どこかで見たような顔写真(笑)

元高校教諭の外山和之(60)=富士市森下=

って、Tommy先生じゃん!

 

Tommy先生のことは2006年当時のブログに書いた。
(ニュース!富士高教員が一新会全国研修会で優勝)
  ↓

小沢一郎先生のかつての教え子でもあり、
一新会という政治塾で、並み居る国会議員やその立候補予定者たちを

「政治家を目指すなら、もっと勉強しろ!」

と𠮟りつけた・・・というエピソード。

 

その後、俺は市長になると言い続けて18年。

定年退職を契機に、いよいよ再起動。

静岡五区が無投票になるくらいならと立候補を決めた模様、と新聞に書かれてます。
元高校教諭の外山和之(60)・・・細野豪志ファンクラブ「豪衆会」の元会員でもある。

小長井富士市長が所属するおやじバンド「リゾット」の演奏会に行ってきた。

最初はおじやバンドと名乗ってたらしい。

おじやだから英語でリゾットというおやじギャグ。

 

写真左が市長、真ん中がボーカルのエリコ様。

このエリコ様、僕ら富士高バレー部には縁の深い方の娘さん、

先日のボディビルの大会で日本で3位に入賞したというツワモノでもある。

(JBBFオールジャパンウェルネスチャンピオンシップス@9/1)

もう引退を考えていたそうなんだけど、

「せっかくだから日本一になるまで頑張ります」と宣言してた。

 

がんばれ!

 

人を大切にする経営用語辞典(仮)の編集作業が続けられています。
そのうちの第12章公務・政治の一部を、この夏、担当させていただきました。
正確性については目をつぶり「人を大切にする」その一点にだけ着目して執筆しました。

 

〇ア行
委託事業

 

〇カ行
行財政改革
公務員の採用

 

〇サ行
歳入不足
自主事業

 

伝法小学校校庭で開催された「伝法わくわくラジオ体操会」で指導させてもらった記事が、富士ニュースに載ってました。
朝礼台の上で飛んだり跳ねたりするのはチョット怖かったです。

 

もうすぐ夏休みも終わりますが、
杏林堂富士永田店ではNHK第一放送に合わせて

毎朝6:30から
「みんな元気に、いち、に、さん!」

やってるよ。

ハンコも押すよ。

 

 

6月定例会における条例改正で、

民間活力導入のための所謂「コンセッション方式」が採用可能となりました。

そして、7/26の全員協議会で今後のスケジュール等の説明があった。

当日資料には
「砂山公園プールの維持管理・運営において、現在は指定管理であるが、今後の運営管理について更なる民間事業者のノウハウを活用する手法としてコンセッション方式を採用する。
 市は、開業前に事業者が実施する大規模改修の費用を限度額の範囲内で負担するが、開業後の維持管理運営については、引き渡し時に万が一の瑕疵があった場合を除き、事業者が利用料金等の収入による独立採算で実施することを基本とする
と書かれています。事実上の民営化です。

事業スキーム図を下に示します。

協議会では多くの議員から質問がされました。

反対意見の方が多かったようです。

 

Q;沼津市との協働は検討したのか?

A;富士市の施設なので沼津とは話し合っていない

意見)広域利用も考えても良いのではないか

 

Q;リスクの分散について 収入が少ない場合は

A;事業者が負担する

意見)実際に何かあれば市が負担することになるのではないか

 

Q;コンセッション方式を選んだ経緯はコンサルからの提案か?

A;コンサルからだけではなく 関係各課を含め三者が相談した

Q;結局 上から降ってきた コンサルの実績づくりに利用されたのではないか

市長

A;我々も何度もやりとりしている中でこうした話にまとまった

 

Q;コンセッション方式が全国的に普及していない 浜松市でも頓挫した 

 なぜ実績が少ないのかをどう分析しているか?

A;コンセッション方式に欠陥があるわけではない

 文教施設の事例は大変に少ないことは事実

 小規模な施設では指定管理者制度で間に合っていることも事実

 しかし、ハード投資も事業者が行う今回のようなコンセッションが相応しいと考えた

市長

A;これまで28年間多くの管理費用・修繕費をかけてきたが、7対3で市外利用者の方が多い
 施設の位置付けを明確にする 他の公共施設とは違うとご理解いただきたい 

 サウンディング調査では既に民間事業者から有効利用の提案をいただいている  

 

Q;指定管理期間を10年にすることも可能 コンセッションではなくても長期的な借用はできる 10年指定管理については検討したのか

A;当市では総合体育館を10年指定管理とする前例がある

Q;前例はわかった、今回のプールで検討したのか

A;法律上10年しては可能と理解している だが指定管理は通常5年が多い 

資産管理課長

A;指定管理は管理代行 コンセッションは経営を行うビジネスパートナーという考え方 指定管理が通常5年というのは事業の見直しがしにくいからです

市民部長

A;事業者の提案はコンセッションを前提としたもの 指定管理ではこの提案が出てこないことをご理解いただきたい

 

Q;海外の失敗事例は研究したのか

資産経営課長

A;パリの事例を言ってると思うが 長く民営化していたため市の管理が薄くなったという問題がある モニタリングをしっかりすることで防げる

 

Q;マリンプールは市にとってお荷物なのか 

A;新たな市民サービスを提供することで料金設定していく

 

Q;ビジネスパートナーというのはどういう意味か

A;そうした新たな市民サービスの提案は民間事業者の方がノウハウを持っている。それを活用したい。

 

Q;引き渡し時に万が一の瑕疵があった場合とは

A;市の水道事故によって水の供給が停止した場合などをいう

Q;損失の補償を100%おう場合があるとは

文化スポーツ課

A;インフラの破損によって1年間運営できなかった場合、収益も保証する必要がある そこが指定管理と違う 

 

Q;投資詐欺みたいな表を出されてもおかしい こんな魔法みたいな話はない この資料はどこから出たのか

A;ハード投資を含め、事業者が負担する 使用権も担保にできる

 大まかな試算ではあるが、1億2500万円の負担削減はできると考えている

 

Q;ここは都市公園にあたる為、お弁当など持ち込みを禁止してはいけないという一文を加えることはできないか?

A;持ち込み禁止はやりたくてもできないと思う 現実的にはないのではないか

意見)はっきりしないところがコンセッション方式の問題点だ 市の権限を手放すことで「埼玉水着事件」のような公序良俗に反する事例には対処できるのか疑問

 

Q;営業権の譲渡に制限をかけられるのか 善意の第三者に対抗できるのか

資産経営課

A;運営権については物権とみなされ 登記に変わるものとして国への登録制度がある

Q;抵当権が金融機関に渡った場合は

文化スポーツ課

A;競売で落札した事業者が使うわけで市に損害はない

Q;それはおかしい 運営権を手放すこtになる

A;その場合、市が落札しなければならないというリスクはある

 競売を勝手にできないように金融機関と話し合いたい

 

Q;メインターゲットの5~30歳の人口が減っている そもそも利益が出るのか 

A;マリンプールに利用者には、密を避けるための入場制限をしている それでもオンシーズンには設定を超える利用者が集中する。今後も利用者には時間制限をしていくが、そもそも数で稼ぐという考え方はしていない。9カ月間の閉鎖期間オフシーズンにもサービスを展開することで利益を上げられる

 

Q;ここまで老朽化が進んでいる施設を指定管理で手を挙げる業者がいたのか

A;当初は指定管理で業者を探そうとしたが、サウンディング調査を進めれば進めるほどコンセッション方式の要求が高まった

 

反対ばかりではなく、以下のような意見もあった。

 

皆さん、利用料金が上がる心配ばかりしているようだ。

市営だから安くすべきと言うが、維持管理費には市民の税金が使われ、

それでいて7対3で市外利用者の方が多い施設

活用しなければ守れないのならばコンセッションも一つの方法ではないか
お金が悪いんじゃない これはサービスの対価をいただくという考えに立てないものか
より良いものを作れば自然とサービス対価は上がるもの 

いろんなアクティビティが増えるのであれば市外からのお客さんについては、

富士市民の倍ぐらいでも良いのではないかという話もある

利用料金設定は事業者のノウハウの範疇です

 

事業スケジュールは以下の通り。

 

(写真は静岡新聞より引用)

7/22に開催された 第2回「富士山夢の大橋」観光と地域の共存を考える会

傍聴してきましたので、その際のメモを公開します

 

藤間区

中央分離帯にフェンス 駐車場の設置 など終了している

タクシーの運転手さんに駐車場の中で乗降するようお願いした

1日平均120人の利用者(6/3ー30で3367人の来訪者)

住宅の中に駐車しないように私有地前にカラーコーンを配置(違法駐車が激減)

 

高島町

前回の会合で問題となった「中央分離帯への侵入」が減ったと思う

しかし、視認性の確保のためにフェンスのつけられない場所(北側登り口)から無理やり侵入する方もまだいる

 

道路管理者

・短期的な観光課題

誘導員にかかる財政負担軽減のために、市内消費の増加を促進したい

今後売店、キッチンカーを配置したい

・中期的な観光課題

市内の別ポイントに回遊してもらいたい

観光ボランティアの配備はどうだろうか

・長期的な観光課題

富士市を目的としたリピーターの来訪を図りたい

恒久的な観光客の確保

 

富士本町商店街

本町通り西側アーケードから富士山がよく見えるとき、車道から写真を撮る方もいる

 

吉原商店街

夢の大橋と吉原商店街 ちょっと遠い ただ、外人にとっては徒歩圏内

宿泊施設と唐揚げ店 同じエリアだと認識させるようインスタで情報発信していく

 

富士商工会議所

このチャンスをなんとか活かしたい ポケモンGOのようなサイバートロフィの設置を考えたい スタンプ集めのようなゲーム感覚で回遊してほしい 地元の民間企業も新商品開発 夢の大橋の写真を使ったペットボトル飲料水の販売を実現させたい 売店、キッチンカーの管理の問題が課題

 

観光交流課

民間出身の観光アドバイザより「(仮称)富士山夢の大橋ハートルート」を巡る回遊型のバスやタクシーを運行すればよいというアドバイスを頂いた 現在、交通事業者にアプローチしている

 

まちづくり協議会

一つ提案があります 商店街の皆様、スマホの翻訳アプリを入れませんか

外国人旅行者へのおもてなし、観光交流を進めませんか

Q;騒音の方は大丈夫ですか?

 

藤間区

A;最初の頃、民家の近くの駐車場設置された時は朝4時頃から騒がしかった。この駐車場を閉めて橋脚下に駐車場を設けたことで静かになった ありがとうございました

 

副市長

こうしたチャンスを逃さないように捉えたい

 

藤間区

ハートルート回遊バスに、現在利用者が少ないコミュニティバスを活用してはどうか

来訪者に富士山カレンダーを配布してはどうか

 

観光交流部長

ビジネスベースに乗るのであれば富士山カレンダー配布は民間でお願いしたい

 

商工会議所

キッチンカーを作ったけど売る場所がないという若手にチャンスを与えてほしい 産業支援センターの創業者支援 キッチンカーを持って3年以内の若手に出店チャンスを与えられるよう検討してほしい

 

その他事務局より

駐車場内に10基ほどウェルカムベンチの設置 

そのPRスペースにタクシー会社とか観光ビューロの電話番号などを記入する ポイ捨て禁止表示もしたい

 

まちづくり協議会

その表示は英語だけでなく多国言語でお願いしたい

(挨拶に立つ小池富士市議会議長)

 

経済ジャーナリスト 渋谷和宏氏による講演
「激動する2024年の日本経済 コロナ後に輝く地域・リーダーの条件」

①激変する日本経済 私たちを待つチャンスとは

結論から言うと非常に大きなチャンス 

トランプ大統領による10%の関税 米国の利上げ 円安 輸入物価の上昇

ただし、中国住宅バブルの崩壊

 

・ここ10年の日本経済2013ー2014

郊外中心に喫茶店 喫茶店型のファミレスの展開 開業ラッシュ

スタバやタリーズとは違う 1981年がピーク 155000店

1996年 スタバの出店 1600店 タリーズが800店 

(2000年以降コンビニコーヒーの誕生で激減していた喫茶店の復活)

2011年7500店が底 2013年から右肩上がり 

コメダ2012年419店→2020年1000店

ルノワールやドトールが郊外店舗として進出 

フルサービス型喫茶店の復活 リバイバル需要の拡大  

 

・キーワードは3つの数字

1947ー49年    2600万人    2000兆円超

第一次ベビーブーム 団塊の世代の引退 

2012年から大量引退(就業人口の13%) 

仕事から消費生活へ

 

コロナ禍で強制貯蓄に回った貯蓄が動き出した

→インバウンド シニア層を中心に沸騰するリベンジ消費

 

・出店戦略の根本的な転換

郊外の風景を変えていく チェーン店が進出  

 

2600万人とは2024年までに引退した方々の累計 

金融資産は2000兆円超え

その65%を65歳以上世帯がもつ

 

勝ち組産業のひとつがキャンプ関連
1997年金融危機 失われた30年へ そして2013年から右肩上がり

 2013年 キャンプ人口700万人 2019年900万人

2020年1000万人超え? キャンピングカー特需

シニア層がインフルエンサーとなって「昭和レトロブーム」

若い人たちがキャンプに目を向け始めた。

ところが、ここでコロナ禍

強制貯蓄が50兆円から70兆円 2020ー2022

 国内旅行 外食 コンサート といったリベンジ消費

都内で居酒屋が絶好調

値上げしても客数が増える(ワタミ社長談) 

 

・自由に使える可処分時間の価値はコロナ前の2倍に上昇

→タイパを訴えヒットした商品が続々

 

「セルフケア」 

第一三共セルフケアのアンケート 
自由時間の価値はいくらくらいですか?

平均5091円 14%増

60代以上だと7399円 46%増

「物価上昇を感じていますか」yes90%

「服飾費 通信費を減らす」yes50%

「セルフケアを増やす」yes60%

 

コロナ禍の2018ー2011 の3年で時間の価値が急上昇

自由な時間の価値13638円 2.1倍に跳ね上がる

 

コロナ禍で失われた想い

タイムパフォーマンス重視

(切り取り動画 倍速視聴)

 

・行政ができること

健康に良いこと 例えばお茶の発癌抑制 市町村が主体になって情報発信すべき

回遊性の向上 効率的に観光できる取り組み MaaS

 

②輝く地域・輝く企業を実現する寄り添う力と提案力

「顧客に寄り添い生涯価値の最大化を目指す異色の起業

提案力で大手を凌ぐ中堅企業を紹介します」

・UBS (スイス)

 純金融資産2億円以上がターゲット

 資産は心の余裕 株価の上下より高配当 優良な不動産 

 留学でMBA取得

 時間軸は10から20年 資産はお金だけじゃない

 LTV;顧客生涯価値 ライフタイムバリューの最大化

 人材スカウトで後継者を育てる手伝い そして遺言信託 

 

新規顧客開拓ではなく生涯のお付き合い

変化に応じた適切な提案力で利益を上げる

 

③輝く人が最も大切にすること

「傾きかけた組織をU字回復させたリーダーのエピソードを紹介します」

激変の時代における輝くひとの条件とは?

・無私のこころ

北城恪太郎 元日本IBM 社長  ICU理事長

 35歳まで平社員 エンジニア 

 36歳で職種替え 営業次長 メインフレームの取り扱い お客様のためになれない 定価販売は本社の方針

  部長に怒られ常務に諭され椎名社長に手紙を書く 

  その後社長から呼び出しを受け、アメリカ本社でプレゼンテーション

定価販売の方針というのは「差別はダメ」ということ

「差別はダメだが、心底、お客様のためになると信じているのならやってみろ」

 

そして日本IBMの復活

「自分は出世レースのビリッケツ 出世とか自分のことは棚上げしていたのでアメリカ本社にも話が通じた」 

(北城氏談)

 

6/27 一般質問のやり取りは以下の通り

回答は赤文字 そして第②質問は青文字

 

①   富士市消防団員準中型自動車免許取得費補助金交付制度に基づき準中型自動車免許を取得したものは何名いるか。

市長:準中型免許の取得費用の2/3を市が補助し、1/3を県が補助する

対象となる消防団員は18名で現在7名がこの制度を利用した

 

議長のお許しを得て、普通運転免許で運用できる「多機能型消防自動車」の資料を配布させていただきましたのでご覧ください。

(以下資料の説明をする)

 

②   若い団員で構成される「富士市消防団員確保対策プロジェクト」の成果は。

市長:令和元年度に発足した若手による有志の会 

ラジオエフへの出演   ふじBOUSAIや消防まつりでの出展

今年、新たな試みとして10/6に体験イベント「親子でBOUSAI」を開催する

 

多岐にわたる広報活動によって新入団員の確保につながっているとのこと

 

③   冠水現場での交通整理に活躍する水防団員の姿が市のウエブサイト上に掲載されているが、その活動の根拠法令等を伺う。

市長:道交法46条第1項 道路通行禁止の措置が出来るのは警察と道路管理者だけ

水防団はあくまで通行車両の水没を防ぐ手伝い、注意喚起がその役目

 

(第②質問)実際に危険個所を発見した場合、道路管理者が当該道路を通行禁止とする場合の手順を教えて下さい

 建設部長:モニターカメラ等で危険水位を超える状況をし、直ちに近隣の建設業者等に連絡し、冠水道路の封鎖をしている。

 

意見)水害常襲地区の消防団においては警報発令時に分団詰所待機 例えば弥生線千代田町交差点 道路管理者と消防本部が連携すれば、建設業者に連絡が行く前に消防車両を出場させ、交差点で赤色灯を点灯させての注意喚起が可能です。

  

④   平成17年水防法改正により創設された水防協力団体の富士市での指定状況はどうか。

市長:本市の指定状況はゼロ 今後浸水常襲地区の企業等を訪問し、協力を促していく

 

全国の指定49団体には各地の建設業組合の名前があるが、

(第②質問)富士市建設業組合は、水防協力団体に指定する要件にかなっていないのか

建設部長:富士市建設業組合は水防協力団体の要件を満足している

 

⑤   水防団が設置されていない河川に新たに分団を増設する考えはあるか。

市長:全11分団で市内の平地全域を網羅しているため、分団の新設は考えていない

 

⑥   水防法第五条第2項にあるように、富士市水防団は補完性原則に基づき設置されたと考えるが如何か。

市長:水防団は消防団と共に、市民の生命と財産を守るための 浸水被害の軽減を目指す団体である

 

(第②質問)建設部長に伺います。

「水防管理団体は、その区域内にある消防機関が水防事務を十分に処理することができないと認める場合においては、水防団を置かなければならない」

現在の消防機関は水防事務を十分に処理できない状況にあるとお考えですか?

建設部長:水防団と協力して水防事務の処理は出来ている

 

続いて同じ質問を消防長にも伺います。現在の消防機関は水防事務を十分に処理できない状況にあるとお考えですか?

 消防長:消防機関には水防事務を十分に処理できている部分と出来ていない部分がある

 

ここで配布資料「多機能型消防自動車」のメリット

「積載予定の可搬式ポンプが泥水対応の為、水害時排水対応が可能」・・・と言う部分を強調

 

⑦   水防団と消防団の定員充足状況を伺うと共に、両者の協力体制はどのように構築されているのか伺う。

市長:

水防団 定数622人 団員数455 充足率71.5%

消防団 定数1030人 団員数797 充足率77.3%

本市全体では消防団、水防団はそれぞれの法律の下、指揮系統も異なる組織であり、総括的な協力体制の構築はまだ不十分

今後 双方の情報共有 役割分担の明確化が必要

 

 以下意見を述べる 

 

皆さんは阪神大震災の時の神戸市長の名前を憶えていますか?

神戸に乗り込み、指揮命令系統を一本化して対応にあたった貝原兵庫県知事の名前を憶えている人はいても、

ナンバーツーの名前まで憶えている人はいません。

一旦緩急あれば集まってくる一兵卒なら、なおの事です。

ですが、災害対応力はそうした一人一人の流す血と汗によって構築されるものです。

 

平時に決めた、水防団だ消防団だといった役割分担が有事の際に役に立つのか疑問です。

 

役割分担の明確化と言われました。指揮系統も異なる組織だということも重々承知しております。
しかし、縄張り争いではなく、相互の協力こそが市民の生命財産を守る礎になるのだと思います。

水害対策にはあらゆるリソースをつぎ込む必要があります。

ことしも暑い夏がやってきます。水防団員、消防団員の皆様の検討を祈ります。