こんにちは
先日、奈良県五條市にある栄山寺へ行ってきました
いつも旬な情報を発信して下さるブロ友さん情報によると、只今、栄山寺の八角堂が特別拝観できるとのこと
ずっと行きたいと思っていた栄山寺
このタイミングで行かないでいつ行く笑
ってことで・・
やって来たのは栄山寺~
駐車場にあった案内板
栄山寺を創建した藤原武智麻呂(ふじわらのむちまろ)のお墓が、ここから少し山を登った辺りにあるようです
とても気持ちの良い吉野川沿いの道をテクテク
栄山寺の前の川は吉野川なんですけど、音無川とも言うそうで
その理由は、栄山寺で修行をしていた弘法大師が筆を投げ入れ、静かにさせたから・・だそう
面白いっ笑
入り口には、よくお会いする「祈りの廻廊」によるご案内
は~い
楽しみにしてきましたよ~
拝観料を納め、御朱印帳をお預けして・・いよいよお参りです
ワクワクマックス状態デス
山門をくぐって
こちらには国宝の梵鐘があるそうで
国宝が・・目の前に
銘文から延喜17年(917年)の製作とわかるそうで、四面に菅原道真撰、小野道風の書と伝えられる陽鋳の銘文があります。
それにしても、国宝が触れられる位置にあって、びっくらポン
塔ノ堂(大日堂)
塔ノ堂前には、凝灰岩製の石造七重塔(重文)
境内が新緑に覆われ、とっても気持ち良いです
ベンチに座って、暫し、、休憩~
本堂
本堂の前の石燈籠は重文
栄山寺のご本尊は薬師如来さま
本堂前には結縁ひもがあってね、中にいらっしゃる薬師如来さまと繋がっていました
それを掌に納めて・・「オン・コロコロ・センダリマトウギ・ソワカ」
この日は、薬師如来さまのお姿を拝する事ができたのですが、いつも扉は開いているのかな
もしかして、特別拝観中だから、扉が開いていた
とにかく、お姿を拝して、紐を通じて結ばれた事に感謝
本堂横には資料室があるのですが、ここは必見です
資料室の中に入って気づいたのですが、
「ここって、もしかして、薬師如来さまの後ろ側」
ってことで、後ろからも手を合わさせて頂きました(笑))
ささっ
八角堂に近付いてきましたw
こちらは小島町御霊神社
ご祭神は井上皇后
この社はもと興福寺の治下にあった栄山寺では春日神社と称されていたそうで、桃山時代に興福寺の支配を離れると、御霊神社と称されるようになったようです。
さてさて
やっと・・到着しました
八角堂(国宝)
一際目立つ美しさです
藤原武智麻呂の菩提を弔うために、子の仲麻呂が建立したと伝えられる本瓦葺の八角形の建物
平城京および斑鳩以外の地区にある奈良時代建築としては、稀有のものだそうですよ
特別公開されている中には入らせて頂き、大感激
中に入った途端、奈良時代にタイムスリップしてしまいました
内壁などに奈良時代の極彩色の仏画が残っているのですが、それが、もう・・手に触れる事のできる近さにあるのです
ひぇ~~~~っ
こんなに近くで奈良時代を感じることができるなんて
感激です
堂内には、本尊である阿弥陀如来や地蔵菩薩が安置され、天蓋には宝相華、柱には音声菩薩と呼ばれる仏さま、天女さまの極彩色の壁画が残っています
剥落が激しいながらも、奈良時代からずっと・・ここに・・あり続けている事に感動
狭い堂内ですが、何周もしてしまい、なかなか帰れずに困りました笑
防犯カメラに映る私は、怪しい人と思われていないだろうか・・笑笑
内壁に描かれている奈良時代の美しい仏画は、資料室にも写真として見やすく展示されています
八角堂へ行く前と行った後、2度も資料室へ行ったのは、、ここだけのハナシ笑
御朱印と音声菩薩のポストカード
音声菩薩のポストカードを頂きました
(八角堂を拝観すると頂けます。)
これは・・うれしい~
音声菩薩(おんじょうぼさつ)は、東大寺の八角灯篭火袋の四面にも浮彫りされています。
とても美しいお姿で、ご存知の方も多いはず
栄山寺八角堂の特別拝観は5月28日(日曜)まで。
詳しくはこちらから見てね
(栄山寺公式サイトにリンクしています。)
栄山寺を後にして、柿の葉ずしヤマト五條本店でランチ
実は・・密かに、、お気に入りのお店
おあげさんは味がしみしみで、柿の葉寿司もうまうまです
ランチの後は、関西花の寺の「金剛寺」へ
ではでは
今回はこの辺で
またね~
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いつも読んで下さってありがとうございます