長弓寺の御朱印 | お多福豆のブログ-御朱印巡りと花の旅-

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寺社巡りの旅をするお多福豆一行。
津々浦々、風に吹かれるかの如く気の向くままに。
旅の思い出を綴りました。
寺社巡り・御朱印・季節の花々・お土産・郷土料理・・・etc。
更新は不定期ですが、よろしくお願いいたします。


長弓寺の御朱印。
読み方はチョウキュウジ。
御朱印のハンコ部分の文字は鏃を模したものだそうです。

住職さんが教えてくださったこと。
御朱印に書かれた「大悲殿」という言葉の「悲」の文字を小さくする理由は「悲しみは小さく」だそうです。
この「悲しみは小さく」という思いは東日本大震災以降、特に大切にされるようになったそうです。
こちらの住職さんに教えていただくまであまり意識しなかったのですが、たしかに他の寺院でも「悲」の文字は小さく書かれていますね。
私も悲しい事は嫌です。
しいて言うなら「悲しみは小さく、喜びは大きく」と言ったところでしょうか。
悲しむ人に笑ってというのは酷な事だと分かってますが、雨が上がれば晴れるようにいつしか笑顔が続く日を取り戻せますようにと願います。



境内に掲示されていた納経(朱印)案内。
長弓寺は大和十三仏霊場第9番札所です。




長弓寺の境内の様子。
石垣と御堂が織りなす独特の風景に朱色の欄干が映える姿がなんとも良いものですね。


石垣。


御堂。


石垣と池とお地蔵様。


本堂への道の途中にあった御堂。



長弓寺、薬師院。
御本尊は阿弥陀如来様。
こちらで長弓寺の御朱印をいただきました。
後にこちらでは薬師院の御朱印をいただけると知ったので、また御参りに行きたいと思います。


イザナギ神社。
長弓寺は神仏習合なんですね。
長弓寺本堂を囲んでそれぞれの塔頭もありますから、とても広い伽藍なんだと分かりました。


本堂へ向かう階段。



国宝である本堂。
御本尊の十一面観音様。
長弓寺の名前の由来は小野真弓長弓(オノノマユミタケユミ)と長磨(ナガマロ)父子。


詳しくは長弓寺ホームページより引用させていただきます。
↓↓↓
奈良時代、土地の豪族・小野真弓長弓とその養子であった長麿が、若年の聖武天皇に従ってこのあたりで狩猟をした時のこと、森より一羽の怪鳥が飛び立ったのを見て、親子でこれを追っていました。この時、養子である長麿が誤って父・長弓を射殺してしまいました。聖武天皇はこのことを深く哀しみ、行基に命じてこの地に小さな御堂を建て十一面観音をおまつりになって長弓菩提を弔いました。



本堂のそばにあった御堂とお地蔵様。


絵馬。


法華院に向かう小道。


長弓寺、法華院。


法華院には愛染明王様が祀られています。


法華院境内。
こじんまりとしたお庭が綺麗でした。






長弓寺のホームページ(長弓寺・薬師院)

長弓寺(円生院)のホームページ

場所:奈良県生駒市上町4446

最寄駅:近鉄けいはんな線学研北生駒駅