裁ち鋏と鉄と刀 Lファスナーと縫い目 | 五助屋レザーのレザークラフトブログ

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( =゚∀゚)ノ毎度!五助屋レザー です。

 

いつまで引っ張るのでしょうか、Lファスナー。

一日で終わりそうな物を引っ張りまくっております。

ま、それだけ他のお仕事が忙しかったりするのですが。

 

 

ユーフェン ポリブレイドという糸。皆様お使いいただけたでしょうか?

ステッチが変わると思いません?

 

 

ぼかしに白糸は、こんど訳書きます。

 

 

インナーポケット縫い付けて

 

 

後は、磨きですね。

この時点で不思議なことにゴム系である M-13ボンドなのに、黒いボンド層が見えないですね。

そうなんです、それ、大きな利点です。

 

 

ファスナーは、

 

 

今回書いたような方式だと、全部同じ感じに仕上がりますね。

量産だと大事な事です。って量産っていう数じゃないですが。

今回は全部手縫です。

 

次回ようやく完成かな?

 

裁ち鋏

 

 

どこの家庭にも一丁はあった気がしますが、現代ではそんなことも無いだろうなぁと思う。

 

 

菊義 長二郎作とあります。新しい物じゃないよね。

 

 

手に入れた時、少々錆びていたのですが、錆びを落とし砥いで使っています。

義母が使っていたものをもらったのです。形見ですかね。

 

 

布を裁つ事も有るけれどメインは革なので使用頻度は少なく、切れ味は良いのでプチプチなど、シャーっと押すだけで切れますね。

チョキチョキしないで。なんだかもったいない気がしますが。

 

 

錆びさせることなく大事に使わなきゃなんて思ったりします。

裁断は、PCでデータ作ってレーザーで正確にカットできる時代だもんなぁ

手芸もする人が昔に比べたらずいぶん減っただろうし。

 

いつの日か

 

 

こんな折れた日本刀を砥ぎ直した刃物のようなそんな扱いの道具になる日も来るのだろうかなんて考えたり。

これ、現役です。

 

 

刃物の魅力ってなんだろう。(広告で、でぃあごすちーにの妖刀 村正 みた?すごくね?)

もう何百年という時を跨いで存在し続けるような物のありますよね。

人間なんて長く生きたって100年くらいなもん、だから一時所有させてもらって次の誰かに受け継いでもらう物と考えると、大事にしなきゃって思う。

まぁ嫌いな人から見たら日本刀なんて人斬り包丁みたいで、いやなんでしょうが、僕は、日本刀も裁ち鋏も同じ鉄の刃物だと思います。鍛冶屋さんが打ったような奴ね。

 

工房には、たくさん有ります刃物。刃物に囲まれていると言っても過言じゃない。

数十本でしょうか。。。錐の類まで合わせたらもう一つ上の桁かな?
いま、すべて出てしまって在庫ゼロのやすらぎ工房さんの革包丁とラウンドナイフ

そろそろ入荷の予感です。

ちらほらと鍛冶屋さんの廃業の話も回ってきています。実際にてにとると採算が合わないからか、裏押しなどしていない革包丁もみます。

大事な文化を支えねばと思います。

鍛冶屋さんの手打ち鍛造 そして凄腕砥師の技の革包丁を手にして欲しいですね。

 

これから梅雨が来ます。

ちゃんとお手入れしなきゃね。

 

 

 

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