このように聖書からは、宇宙人は悪魔、悪霊の存在と重なります。実際に、人々の間で語られる宇宙人の存在は、悪魔、悪霊の実像と酷似しています。

上述の陰謀論で、宇宙人には善悪両者がいるとされますが、より強調されるのは善の宇宙人です。

善の宇宙人は、新たなヒーリングの手法を与え、人類に覚醒をもたらし、宇宙のテクノロジーによって地球上の諸問題を解決すると言うのです。

 

スピリチュアルの世界では、宇宙や高次元からもたらされたという意識や、光の存在が強調され、その出所は宇宙人であったり、天使であったりします。

聖書において、悪魔は光の天使をも装い、人々を誘惑すると警告されています。


コリント人への第二の手紙 11:14 口語訳

しかし、驚くには及ばない。サタンも光の天使に擬装するのだから。


悪魔が人となって現れる、いわば悪魔の化身が、大患難時代に出現する反キリストです。

反キリストは、人々を惑わし、奇跡まで行い、王として世界に君臨すると聖書は記します。


ヨハネの黙示録 13:1 口語訳

わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。


宇宙人が出現し世界を救うというのは、まるで、救い主イエスになり変わる反キリストのようです。

宇宙人という言葉は、もちろん聖書にありませんが、まことしやかに語られる宇宙人の実像はまさに、悪魔、悪霊そのものです。


ヨハネの第一の手紙 2:18 口語訳

子供たちよ。今は終りの時である。あなたがたがかねて反キリストが来ると聞いていたように、今や多くの反キリストが現れてきた。それによって今が終りの時であることを知る。