「オカルト」というと一般的には心霊現象や怪談、ホラーなど、人に恐怖を与える怪異現象のことや、それに加えて超能力や未確認モンスター、UFOなどの「非科学的」とアカデミズムから否定されている超常現象全般を含めたジャンルを指し、近年では通常そのような意味で使われています。

隠秘学思想家エリファス・レヴィ

ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する。そのような知識の探求とそれによって得られた知識体系は「オカルティズム」と呼ばれている。ただし、何をもって「オカルト」とするのかについては、時代や論者の立場等により見解が異なる。

オカルティズムはフランス人魔術師エリファス・レヴィが能動的な魔術体系を提唱した時に使用した語とされています。。対して「オカルト」という形容詞が英語圏で一般に使用されるようになったのは、英国の神智学協会会員のアルフレッド・パーシー・シネット(英語版)が1881年に出版した神智学書『オカルトの世界(英語版)』(The Occult World)からとされています。オカルティズムが比較的限定的に用いられたのに比べて、オカルトは広く用いられました。


オカルトといえば、月刊雑誌「ムー」を思い浮かべませんか?

。『ムー』はオウム真理教信者の中に愛読者が多かったことで知られ、宗教学者の大田俊寛はオウム真理教も『ムー』が始めた現代オカルトブームから発生したカルト教団と語っています。



‭使徒行伝 13:8 口語訳‬

ところが魔術師エルマ(彼の名は「魔術師」との意)は、総督を信仰からそらそうとして、しきりにふたりの邪魔をした。