ハレルヤ!

神様の助けと守りがありますように祈ります。 


お話は、アメリカ南北戦争時代に遡ります。負傷して入院している兵士たちを、 一人の紳士が訪問しました。 


その紳士は、死を目前にした兵士に近づき、何かして欲しいことがあるかを聞きました。 すると、その兵士は故郷にいる母親に送る手紙を代わりに書いて欲しいとお願いしました。 それで、その紳士は、力を振り絞って語る兵士の言葉を手紙に書き取りました。「 お母さん、私の愛するお母さん。 あなたの愛する息子は国のために戦い負傷しました。 私はお母さんのそばに2度と帰れないかもしれませんが、悲しまないでください。 お父さんやお母さん、弟のところには神様が訪ねてくださると思います。 」


紳士は、手紙の最後に兵士の名前でサインを入れ、次のように追記しました。

「私 エイブラハム・リンカーンがあなたの息子の代わりにこの手紙を書きした。」 

 そして、その手紙を兵士に渡しました。 その手紙を読んだ兵士はびっくりしました。


「 あなたが、リンカーン大統領ですか?」 


「はい、私がリンカーンです。他に助けることはありますか? 」


「1つお願いがありますが、私の手をぎュっと握ってください。 そうしたら天国に行く時に力を受けます。」


リンカーンは黙って青年の手を握り、彼が目を閉じるまで見守っていました。 


アメリカ16代大統領アブラハムリンカーンは青年を母親に。 また、神様に導く役割をしました。 そこに流れるのは愛です。 



‭コロサイ人への手紙 3:12-14 口語訳‬

[12] だから、あなたがたは、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者であるから、あわれみの心、慈愛、謙そん、柔和、寛容を身に着けなさい。 [13] 互に忍びあい、もし互に責むべきことがあれば、ゆるし合いなさい。主もあなたがたをゆるして下さったのだから、そのように、あなたがたもゆるし合いなさい。 [14] これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。