先日、YouTubeで「仏教とキリスト教の違い」というお題の動画を観てみました。講師の方は、仏教の解説が長くキリスト教に関しては、残り少々で終わりました。たまたま因果応報の説明。


【因果応報】

過去および前世の行為の善悪に応じて現在の幸・不幸の果報があり、現在の行為に応じて未来の果報が生ずること。


そして、キリスト教には因果の考えはないとハッキリおっしゃっていました。

宗教を比較するのは結構なことですが、もっと勉強して欲しいと思いました。



‭ガラテヤ人への手紙 6:7 口語訳‬

まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。 


キリスト教には、前世のうんぬんという概念はない。人間は死後地上世界の肉体を離れ霊となって別の世界で永遠に生き続ける。私達人間の国籍は天にある。地上生涯を全うしたら天に帰る。

しかし、原因があれば結果が生じる因果の法則はある。この世であるいは後の。世において、その行いに応じて裁かれるキリスト教の場合は、目的があって(神の御心。あるいは計画)原因と結果が与えられる。


聖書にはこんな話があります。

‭ヨハネによる福音書 9:1-3 口語訳‬

イエスが道をとおっておられるとき、生れつきの盲人を見られた。 [2] 弟子たちはイエスに尋ねて言った、「先生、この人が生れつき盲人なのは、だれが罪を犯したためですか。本人ですか、それともその両親ですか」。 イエスは答えられた、「本人が罪を犯したのでもなく、また、その両親が犯したのでもない。ただ神のみわざが、彼の上に現れるためである。


そして、イエスは、その人を癒すのです。

イエスにすれば、全ては神の主権にあり、それは神の目的である救いへと変わる大ドンデン返しのチャンスなのです。

キリスト教話、そういう意味では絶望の中にあっても、希望の真理を持っています。

 

‭ヨハネによる福音書 8:32 口語訳‬

[32] また真理を知るであろう。そして真理は、あなたがたに自由を得させるであろう」。