亀岡八幡宮/神奈川県逗子市 | Goshuinnistの神社巡り

Goshuinnistの神社巡り

ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。

 

基本情報

神社名:亀岡八幡宮

御祭神:応神天皇

社格等:村社

鎮座地:神奈川県逗子市逗子5-2-13

最寄駅:逗子駅・逗子・葉山駅

駐車場:なし

御朱印受付時間:八雲神社に準ずる

公式サイト:ー

 

御由緒

 勧請の年月は明らかではないが、「新編相模風土記稿」によれば「八幡宮、村の鎮守なり、延命寺持」とある。古老の言によると、昔は真言宗延命寺が別当として管理し、御神体は常には同寺に安置され、大祭にあたってこれを奉持し、行列を連ねて社殿に遷し、祭儀を執行するのが例であったと伝える。明治維新の神仏分離令により同寺の管理から脱し、明治六年十二月、村社に列せられ、正式に逗子の鎮守と定められた。社号は、古くは単に「八幡宮」と称せられたが、昭和二十八年十月、宗教法人亀岡八幡神社として登録され神社本庁に所属したが、常には古くからの慣習で「亀岡八幡宮」と呼称する。

 亀岡の称については、当社の境内は、公の地籍上「高畠」という小字になっており、なだらかな岡で、亀の背中のようであったというところから、鎌倉の「鶴岡八幡宮」に対し「亀岡八幡宮」と名付けられたものである。

 社殿は、大正八年十二月、「神饌幣帛料供進神社」に指定されたことを記念して、大正十二年二月、現社殿が新築され、その年九月一日の関東大震災に遇ったが辛うじて倒潰を免れ、修覆を加えて現在に至っている。

 境内は、もと官有地で、一一一八坪あったが、県道改修のため一二一坪が道路敷に編入され、後更に逗子警察署建設の敷地として二四七坪を接収され(現在は市役所用地になっている)残り七五〇坪が、昭和二十六年五月九日、神社境内地に編入され現在に至っている。

神奈川県神社庁より

 

御朱印

初穂料:300円
八雲神社にて授与

 

境内案内

逗子駅と逗子・葉山駅とのちょうど中間地点に鎮座。隣には市役所もあるので、参拝者が絶えない。
 
拝殿前には一対の狛犬。
 
はにかむような表情がなんともかわいらしい。
 
社殿は大正十二年(1923)に造営され、関東大震災を乗り越えたもの。
 
拝殿前には当宮の「亀岡」にちなみ、亀の像も置かれている。
 
境内左手には萬榮稲荷大明神。
 
参道に奉納された旗から、こちらも地元の崇敬が篤いことが窺える。
 

参拝を終えて

逗子駅前や逗子市役所など市の中心街に鎮座する当社。逗子駅や逗子・葉山駅などからもほど近く平日休日を問わず参拝者が絶えない。鶴岡八幡宮の鶴に対して亀岡八幡宮と命名され夫婦神社の雰囲気も感じさせる。現在は八雲神社の兼務社となっているが、境内は常に清潔に保たれており、良き地域の鎮守である。

 

地図

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ