穴守稲荷神社/東京都大田区 | Goshuinnistの神社巡り

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ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。

 

基本情報

神社名:穴守稲荷神社

御祭神:豊受姫命

社格等:村社

鎮座地:東京都大田区羽田5-2-7

最寄駅:穴守稲荷駅・天空橋駅

公式サイト:https://anamori.jp/

 

御由緒

 文化文政の頃(1818)鈴木新田(現在の空港内)開墾の際、沿岸の堤防しばしば激浪の為に腹部に大穴を生じ、これより海水侵入す。ここに於て村民相計り堤上に稲荷大神を祭った処、神霊のご加護により風浪の害なく五穀豊穣したと云う。「浪風が作った穴の害より田畑を守り給うた稲荷大神」として穴守稲荷大神と尊称する。

 稲荷大神は衣食住の根元を司どり、一日たりともこの恩願を蒙らぬ日はなく実に神徳広大である。

 諸願の霊験もあらたかなるを以って全国崇敬者の信仰篤く、明治、大正、昭和にわたりて最も隆昌を極める。

 昭和二十年終戦にのぞみ、羽田空港拡張の為(従来の鎮座地)現空港内より現在地に遷座する。

境内の掲示より

 

御朱印

初穂料:500円(1種)・800円(2種)・1,000円(3種)

通常

奥之宮

 

御朱印帳

2022年8月より頒布を開始したANAとのコラボ御朱印帳。表紙には青海波のレーザーカッター加工が施されており、当社の千本鳥居やANAのブランドカラーであるトリトンブルーがデザインされている。18cm×12cmの大判サイズと思われ、初穂料は朱印料込みで3,500円。また、ANA公式通販では少々デザインの違うものが販売されている。

 

 

 

 

2月17日よりJALとコラボした御朱印帳を頒布。赤地に当社の千本鳥居と飛行機が刺繍されたデザイン。18cm×12cmの大サイズで、初穂料は朱印料込みで3,500円。なお、同デザインで白地のものがJAL公式ショッピングサイトで販売されている。

 

 

 

※筆者はいずれも拝受していないため、情報のみ記載。

 

境内案内

穴守稲荷駅の賑やかな商店街の一画に鎮座。
 
稲荷信仰らしく朱色を基調としたどっしりとした造り。
 
社殿の門扉には稲荷信仰の象徴である抱き稲の装飾。
 
境内右手には奥之宮と稲荷山。
 
幾重にも連なる朱色の鳥居は大変美しい。
 
その奥には奥之宮。
 
令和2年に完成した一画で綺麗に整備されており、こちらで御神砂の「あなもりの砂」を戴くことができる。
 
奥之宮の上は稲荷山となっており、頂上からは周辺の景色が一望できる。
 

参拝を終えて

羽田空港近くに鎮座するお稲荷さん。かつてはGHQの接収により空港の敷地内からの遷座を余儀なくされた過去を持つ。現在では、同じく羽田神社とともに羽田空港の守り神として航空関係者や旅行者の崇敬を集める。航空会社からの奉納品も多く、授与品のコラボ等も行っており、羽田神社同様、地域や人々とのつながりを感じられる神社であった。

 

地図

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