羽田神社/東京都大田区 | Goshuinnistの神社巡り

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ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。



 

基本情報

神社名:羽田神社

御祭神:須佐之男命・稲田姫命

社格等:村社

鎮座地:東京都大田区本羽田3-9-12

最寄駅:大鳥居駅・穴守稲荷駅

公式サイト:https://www.hanedajinja.com/index.htm

 

御由緒

 羽田総鎮守・羽田神社は、羽田の「氏神様」として羽田全域から現羽田空港まで広い氏子区域を有します。特に航空会社各社の崇敬の念も篤く、正月から年間を通じて運航安全・航空安全祈願の参詣があります。また、文久元年(1861年)に疱瘡(天然痘)が蔓延。将軍・徳川家定が病気平癒祈願に参詣し治癒した故事により、多くの参拝者が病気平癒を祈願しています。
 御祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」と「稲田姫命(いなだひめのみこと)」の二柱・ご夫婦の神様をお祀りしています。「えんむすび」「勝負事」のご神徳でも知られています。
 その由来は、約800年前の鎌倉時代、羽田浦の水軍で領主だった行方与次郎(なめかたよじろう)が牛頭天王(ごずてんのう)を祀った事からとされ、今日でも羽田神社を「てんのうさん」と親しみを込めて呼ぶ人がいるのは、その名残りです。
 徳川時代には、徳川家、島津家、藤堂家などに厚く信仰されました。
 明治元年(1869年)、自性院境内に祀られていた牛頭天王社は八雲神社(やぐもじんじゃ)として独立、明治40年に羽田神社と改称、現在に至ります。
 昭和63年5月新社殿が竣工、平成18年3月・令和元年7月と2度のお塗り替え工事を完工。尚一層の神慮が深まり霊験あらたかな御社として氏子を見守っています。
明治初年に造られた「羽田富士」も見どころの一つ。富士山に憧れた当時の人々がその姿を模倣して造った築山で、大田区文化財に指定されています。近年には一部崩落が見られ登拝禁止となっていましたが、令和2年2月富士塚修築工事が完工、再び登拝が可能となりました。

公式サイトより

御朱印

初穂料:500円
※羽田富士の御朱印も用意

 

御朱印帳

日本の空の玄関口、羽田空港を氏子に抱える当社。爽やかな水色をベースに神輿と飛び立つ飛行機が描かれた当社らしいデザイン。裏表紙には絵馬のなかに飛行機、鳥居、日の丸、そして富士山があしらわれ、まさにこれぞ日本を象徴するかのような格好よいデザインである。サイズは16cm×11cmで、初穂料は2,000円。

 

 

2022年12月より当社とANAがコラボした御朱印帳も頒布を開始。表紙にはレーザーカット加工が施されており、当社の神輿とANAの飛行機をデザインした大変素晴らしいもの。18cm×12cmの大サイズで、初穂料は朱印料込みで3,500円。なお、ANA Mallでは通販限定デザインも頒布されている。

 

 

2022年12月よりJALとのコラボ御朱印帳の頒布も開始。黒地に表紙には当社の社殿と飛行機、裏表紙には鶴が刺繍されたJALらしい御朱印帳。サイズは18cm×12cmと思われ、初穂料は朱印料込みで3,500円。

 

※筆者はいずれも拝受していないため、情報のみ記載。

 

境内案内

産業道路沿い、大師橋の近くに鎮座。
 
社号碑には「村社 羽田神社」と彫られている。
 
当社が祇園信仰であること象徴するかのように、手水舎の吐水口が牛の像になっているのが面白い。
 
社殿は高さがある立派な造りで、この写真以上に大きく感じる。令和二年(2020)には塗り替えが行われた。
 
境内左手には明治初年に造られた富士塚。
 
境内右手には東京オリンピック・パラリンピックに合わせて新たに造られた鳳輦が展示されている。
 

参拝を終えて

日本の空の玄関口である羽田空港を氏子に抱える当社。航空会社の施設も程近くにあることから航空関係者や旅行者の崇敬も篤い。近年では航空会社各社とも盛んにコラボするなど、当社ならではことを続々と行っており、人々や地域とのつながりを身近に感じることができた。

 

地図

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