基本情報
神社名:曾屋神社
御祭神:水波能売命・伊邪那美命・誉田別命・事代主命・加茂別雷命・菊理比売命
社格等:郷社
鎮座地:神奈川県秦野市曾屋1-6-10
最寄駅:秦野駅
駐車場:裏手にスペースあり
御朱印受付時間:9時00分~17時00分
公式サイト:http://www.soyajinja.com/
御由緒
凡そ1,100余年前、天長年間の御鎮座とされていますが、古文書等が散逸し、詳しいことは明らかではありません。
先人達が、湧き出でる水があって、そこに「水を司る神様」をお祀りしたのが創始であると思われます。『相模国風土記稿』によると、「井之明神社祭神詳らかならず、神体石二個を置き、例祭九月九日、天正十九年(およそ420年前)社領三石五斗の御朱印を賜る。老杉(円一丈二尺余り)を御神木とす。幣殿、拝殿、神楽殿建てり。末社、稲荷、浅間、毘沙門、三峰」とあります。また、「井之大明神」と称し、享保八年二月八日(およそ220年前)、神祇管領匂當長上従二位卜部朝臣兼敬より「正一位」の極位を奉授されております。
明治六年、「井之明神社」に、上乳牛鎮座の「加羅子神社」、下乳牛鎮座の「八幡神社」、才ヶ分鎮座の「熊野神社」、山谷鎮座の「加茂神社」、中野鎮座の「白山神社」、御門鎮座の「牛頭天王社」(現在は分祀)を合祀し、曾屋の村名を冠し、「曾屋神社」と改称、郷社に列せられました。
大正十年七月五日、神奈川県告示第222号を以って神饌幣帛料供進の神社に指定されました。
昭和六十一年六月二十三日、神奈川県神社庁献幣使参向神社に指定され、現在に至る。
現在の御本殿(覆殿)、幣殿、拝殿は昭和九年に再建されたものです。覆殿の中の御本殿は、元禄五年の御造営なる、総欅の建物です。尚これらの御社殿、社務所の再建、用材は、昭和七年十一月十四日の大風雨により被害を受けた境内の樹齢数百年の杉や松を用い、氏子の協力のもとに行われたものです。
頒布のリーフレットより
御朱印
境内案内
参拝を終えて
名水が湧き出る秦野の小社。元々参拝する予定はなく、偶然寄った和菓子屋の目の前に近くにあったため参拝したが非常に雰囲気の良い神社で清々しい気持ちで参拝することができた。当社から湧き出る湧き水と筆者の地元の歴史ある上水道とも関わりがあり非常に感慨深い訪問となった。
地図