総合護身術 護真会
代表の山本貴史です。

今回は、実戦護身CQCのトレーニングの前に、杉本師範による『爆発物』の講義を行いました。






▼自爆テロが頻繁に繰り返されていた頃、私は弊会 杉本副代表と一緒にイスラエルで訓練を受けておりました。

近くで自爆テロが起こった事もありました。

幸いにして、離れていた所にいた為、現在まで生きられている事に、やはり感謝の念を抱かざるを得ません。

どんなに鍛え抜かれた肉体を持ってしても、被曝してしまえば、そこには死が待っています。

そういった事を踏まえた上で、私たちは体術である実戦護身CQCのトレーニングに汗を流しています。






▼私たちの行なっている〝実戦護身CQC〟は、総合護身術の中ではほんの10パーセントに過ぎないと、門下生たちには教えています。

残りの90パーセントは、危機管理なのです。
(100パーセントと言っても過言ではありませんが・・・)

とはいえ、近接格闘術の10パーセントを決して軽んじている訳ではありません。

とても大切な事だと感じているからこそ、日々研鑽を積んでいるのです。






▼護真会では、〝総合護身術〟として、こういった講義により、「怖さ」というものに対して真摯に向き合っていく教育を行なっております。

怖いからこそ、真剣になるのですね。

また、応急的な救命の知識や技術にも力を入れており、大切な人を守る事は勿論、たまたま近くで要救護者に遭遇し、バイスタンダーとなった場合には、隣人の命をも助けて上げられるよう、訓練を怠らないようにしなければと思っております。







▼弊会のトレーニングの様子は、初めて見学や体験でいらした方が、驚かれるほど〝和気あいあい〟としています。

然し乍ら、「怖さ」を学んでいくうちに、自ずと緊張感を持って訓練に取り組んでいけるようになるのです。

門下生にとって、この度の爆発物講義は、リアルな教材と衝撃的な実技も相まって、刺激的な内容だったようです。


                             押忍



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