土地探し編はいったん中断して、建築会社について。
建築会社を探さなくてはならい、ということは前から思っていました。
ですが、以前に書いたように、建築会社はどこでもいいくらいに思っていました。
それは、今までに見たどこの建築会社も魅力的に思えなかったからです。
建築家さんの作る家は、それなりに良さそうだと思いました。
でも、私にとっては若干敷居が高かった。
ところが、ちょっとしたきっかけで出会いました。
出会ったという印象です。
はじめて知ったとき、「見つけてしまった」と思いました。
ここの家を建てたいと強く思いました。
建築会社は数千社とあるそうですから、
感性が合う会社というものはあるものなのかもしれません。
その点、私はラッキーだったんだと思っています。
嫁も同じ感想だったようです。
ですから見つけてしまってからは、話は簡単でした。
建築会社を見つける前から、自分で間取り図のようなものは
何パターンも考えていました。
そして、プランを作成してもらうにあたって、要望をまとめます。
思いつくままに、思いを書き出していくのですが、
「リビングが何畳で~」といったようなスペック的な要望は出てこなく、
もっと感覚的な要望はどんどん出てきました。
これは、設計士さんを信頼していたということもあります。
しばらくして、待ちに待ったプランが出てきました。
期待通りもしくは期待以上の部分が7割、ちょっと残念に思った部分が3割といったところでしょうか。
なかなかのプランで、さすがプロと思わせてくれるものでした。
持ち帰って、プランの1つ1つを検討します。
完成している家をイメージして、使いにくそうではないかとか想像するわけですが、
もっとこうしたら面白くなるんじゃないか、という想像もします。
面白くなるという想像、これをいくつか積み上げていったときに、
深い感動を覚えました。
以前に、2~3のハウスメーカーにプランを出してもらったことはあったのですが、
既製品を組み合わせているような印象を持っていました。
また、注文住宅とはそういうものだと思っていました。
ハウスメーカー側は間取りをどうしたいか、というような点を中心に話を進めていきます。
それで、そこに住む人の生活を反映させることはできるとは思います。
でもそこに感動は感じませんでした。
むしろ、まあこんなもの、という現実を見せられたガッカリ感がありました。
プランを検討していく中で、面白いと思う方向という発想が出てきたときに、
急に楽しくなりました。
それは、家作りを通して、自分の考えを表現できるかもしれないということです。
よく映画監督がインタビューされたときに、映画を見てもらえばわかります、
と答えるようなアレです。
家を見てもらえれば、私がわかります、と言えたらかっこいい。
そして、そういう家にしたい、と思います。
これは、ハウスメーカーが限定されるようなことではないと思います。
ただ、こういう想像力をふくらませてくれるようなプランを出してくれた
建築会社/設計士さんには感謝しています。
家は芸術品ではなく、住むもので日々使うものなので、
それなりの機能性は必要です。
ですが、そこはプロに任せよう。
子供が育っていく家でもあります。
家を建てるにあたって、
子供の頃に過ごした家の影響というのは大きいと感じています。
私の場合、幼少の頃、祖父母の家に預けられていたこともあってか、
その祖父母の家の感覚がベースになっているような気がします。
それは、単に家を建てるときに、というだけではなくて、
考えてみたら、趣味嗜好にも大きな影響があるような気がします。
多少、機能性が悪い部分があっても、
子供に、自分の考えとか思いが伝わるなら、
そういう家が良いと思っています。