万博が開催されている時にはゴッホ展が大阪でされていました。
今回は大ゴッホ展です。
神戸で開催しているので観に行きました。震災の人達に元気になってもらいたいと思う大ゴッホ展なのでこのあとも震災のあった場所に移動して行きます。

夜のカフェテラスと自画像は館内でも写真を撮ることができました😊

夜のカフェテラスは30年ぶりにやってきました!
ゴッホが初めて外で夜に描いた作品になります。
夜なのでたくさんのランプをともしながらゴッホなりに工夫して作品に取り組んでいたようです。
また、この作品は夜の時間帯なのですが黒色を使ってはいません。
ゴッホはここには何度も来たのですが一度もここで飲んだり食べたりしたこともなかったそうです。
また、ここのカフェテラスの建物は今もなお現存しており、カフェも実際にしているそうです。
何をしても極端で人のためにと思ってしたことも上手く伝わらなくて、不器用な生き方しかできなかったゴッホでしたが弟のテオだけは本当にゴッホの才能を信じて精神的にも経済的にも支えてくれていました。
こんなにも純粋で真っ直ぐな人がそばにいると大変だった事もたくさんあっただろうなあとテオのことも思いますがゴッホも十年位の間に二千点以上の作品を作ったのは本当にすごいことだと思いました。

年表も掲示されていました。

オランダで生まれてフランスに行き、父親が亡くなってからはオランダに行くことはなかったようです。
フランスでの生活が長かったですね。パリにいた時期ももちろんあり、たくさんの画家達の影響も受けましたがやはり田舎の方がゴッホにとっては住みやすかったみたいですね。
アルルを日本だと思い込んでいたのもゴッホらしいと言えばゴッホらしくて自分を坊主頭にした自画像を゙描いた作品も面白いです😊(今回の自画像にはなかったですが)

クレラー・ミュラー美術館からの貸し出しでしたがここにはたくさんのゴッホの作品があります。
ゴッホの前半から中期くらいまでの作品がメインだったのでひまわり等のタッチの強いいかにもゴッホという作品はなかったです。お金がなくて、モデル代が払えないので、試行錯誤しながら自分を実験台として自画像をたくさん描いた時期の作品やコンテ絵等の鉛筆やコンテで細かく描いた作品がたくさん展示されていました。
花の絵画や静物画もありましたが、織り機の作品等どちらかと言うと働く人の顔や表情、頭等上半身の作品が多かったです。ゴッホにとったら織り機や織り機を扱う労働者やジャガイモを植えたり、掘ったりする農夫等の労働者階級の人物に興味のある頃の作品が多かったです。
バルビゾン派のミレーやイスラエルス、ドービニー等のゴッホが影響を受けた人の作品もありました。
1階はショップになっていて2階と3階に作品を展示していました。
5章までの構成になっていて2章のオランダ時代の作品が1番多かったです。
3章、4章となるにつれだんだん光が差してきて画面も明るくなっていきました。
5章でやっとアルル時代の夜のカフェテラスが出てきます。
音声ガイドのナビゲーターは綾瀬はるかさんでナレーターが登坂淳一さんでした。40分の解説時間でしたが作品を見ながら聴いているとよりゴッホに寄り添えたような気持ちになれました。

左端がレジになっていました。
ショップコーナーでは、絵はがき、絵画、マグカップ、水筒、手帳、ペン、キーホルダー、根付け、クリアファイル、はんこ、缶ケース、ぬいぐるみ、指人形、Tシャツ、エプロン、トートバッグ等様々なものがゴッホの作品で彩られていました。値段も200円位からありましたがピンから切りまででどんどん買っていたらすぐ一万円以上になります。
ゴッホ展の時に売っていた商品もあリました。
クレラー・ミュラー美術館の館長さんのお話のビデオです。
今回の大ゴッホ展の意気込みというか思い入れのようなメッセージがありました。
是非のぞいてみてくださいね😊
神戸市立博物館の駐車場はなかったので徒歩5分ほどの駐車場を利用しました。
すぐ近くにも何箇所か駐車場はあったのですが満車状態でした。
土曜日だった事もあったからか結構混んでいました。
駐車場からの歩く時間もあるのでもう少し早めに着くようにしとけばよかったかなと思いました。
帰るときは本物のゴッホの夜のカフェテラスが見れたので駐車料金もそれなりにはなっていましたが(15分毎に300円)まぁ、それはそれと割り切ることもできて気分よく神戸を後にすることができました😊
1月以降は予約制となっているようです。
今回もたくさんの人がいたので予約の時間は16時となってしまいました。もっと早く予約しとけばと思いました。
なのでできることなら早めにおさえていたほうがいいかもしれません。
途中の変更は可能なようでしたのでチケットだけでも確保しておけば安心かもしれないですね。

