木オモリ | 雑魚釣り日誌

雑魚釣り日誌

毎日が日曜日、キス・サヨリ・オイカワと雑魚釣りに奔走

G杯キスの優勝経験があるし、雑魚の数釣りは(それなりに)得意です(^^)

また、疑問を投げかけておきます

 

 

ここでは、前にも書いた内容だけど

初心者が、考えを始めることの一助として書いておきます

真偽の程は知りません(^^;

ベテランは読み飛ばしてくださいm(_ _)m

 

 

 

魚を釣るのには

・ハリを飲み込ませる

・ハリを口の周辺に掛ける

の、主にふたつの手段があると思いますが

ボクは雑魚の数釣りがメインですから

ここでも「掛ける」ことを前提にして話を進めます

 

 

 

ネットで、「木オモリの利点」「発泡オモリの利点」で

検索してみました

真偽の程は別にして、出てきた検索結果を列挙してみます

 

木オモリ、発泡オモリの利点

1.引き重り感が少なくなり軽快に引ける

2.木の浮力により天秤が立つので、仕掛けが底に這わずに海底から少し浮いた状態になり誘いの効果が高い

3.軽くなる分、キスの引きで動きやすいので感度が良くなる

 

検索では出てきませんでしたが(ボクの意見)

4.巻き上げ時に浮き上がらるのが速い

5.オモリの全長が長くなり、魚の引きによって向こう側に倒れるトキにそのストロークが長く、釣りに利用できる

 

 

欠点としては

1.飛距離が落ちる

2.仕掛けが絡みやすくなる

3.値段が高い

 

他にもあるでしょうが、こんなところでしょうか?

利点・欠点は

オモリの重さ、木や発泡の長さが関係すると思うので

一概には言えないとは思いますが、話を進めます

 

 

 

先日の「北の脇での大会」でも

木オモリを使っておられる方がホトンドだったのでは?

ボクの感想としては

利点を利用しきれてないのに

『皆が使っているから使っている』という方が多いのでは?

言い過ぎでしょうか?  失礼の段はお詫びいたします!

 

 

 

「投げ北」の佐織さんの記事と思います

https://kisu1091.nagesen.net/selomori.html

参考になるのでは?

 


 

 

50年ほど昔、面白かろうと思って

弱いチヌ竿、ナマリ1号程度の丸オモリ、1本バリ、

ハリス50cm?、石ゴカイでキスを釣ってみました

1~2mとか凄く大きなアタリが出て、掛かりません

 

アタリって、前アタリと本アタリに分ける人がいますが

この大きなアタアリは、さしづめ本アタリではないかと?

 

引き釣りしていましたが

オモリが軽いので道糸は緩んでいる

キスが餌を咥えて首を振るという前アタリ?は感じられない

「オヤおかしいぞ?」と思ってピューッと走るアタリが

大きなアタリとなって現れた?

そんな風に思ったものでした

 

で、そんな大きなアタリで何故に掛からない?

実は、大きなアタリが速すぎて(^^;

ボクの掛け合わせでは間に合わなかったんです!

 

 

んっ? キスの引き釣りでは何故に掛かる

それは、オモリが重いからと思っております

 

1号のナマリに50cmのハリスとハリをつけて

ハリを指に引っ掛けて、オモリを床に置き

50cm/sで腕を引いてもハリは食い込まない?

(やらないでね~)

このオモリを30号とかに替えて

同じことをしたらハリは指に食い込むと思います

 

これが

キスが投げの引き釣りで向こう合わせで掛かる理由

そう思っております

 

 

 

因みに、エサを食っているのが見えるハエやサヨリ釣り

彼らは、エサを咥えて定位置や次の場所に移動するときは

ユックリと泳ぎます

比して、なにかの違和感を感じて「やばい!」と思ったときは

ピューッと走ります

 

キスも一緒ちゃうかな~

餌を咥えて頭を振るときのアタリが『プルップルッ』だ

と言われてますが

あのアタリは『やばい!』と思って逃げるときのアタリ

そうじゃないかな~っと思っております

 

 

 

昔、松本恒雄さんが「投げ釣り専科」だったと思うけど

本を書かれて、竿とオモリは23号・25号のバランス

を推奨されていました

要するに、竿がオモリに少し負けている状態

 

硬い竿に軽いオモリよりも

竿が少し負けているような上記のバランスの方が

「波紋を感じながら引くことがしやすい」

そんな説明だったように思います

 

たぶん、そんな状態が良く釣れた

氏が飲ませていたのか掛けていたのか知りませんが

とにかく良く釣れたんでしょう(^^;

 

氏は体格的には少し小さく、非力だったとお見受けします

当時の竿は30号程度まで、オモリは27号までが主力

そんな風だったように思います

 

 

 

 

極論すれば

オモリは重ければ重いほど向こう合わせで掛かりやすい

ある重さから軽くすると、極端に掛かりが悪くなる

たぶん、そうだろうと思います

そのある重さが幾らなのか、それは知りません(^^;

 

ボクのように引き続ける釣り方

一瞬でも止めて食わせる釣り方

置き竿とか、釣り方でそれぞれ違うと思います

 

それぞれが考えて

自分のスタイルに合ったオモリを使えれば良いと思います

 

ボクは、海草やデルナーの足をちょん切って改造し

それをブラ天として取り付けたもの

(無垢オモリでOKです)

重さは27号か30号を使っておます

 

 

 

ボクが考える、木・発泡オモリの特徴です

利点

1.長くなるので、それを釣りに使うことができる可能性

2.巻き上げ時の浮き上がりが速い

3.食い込みやすい

 

欠点

1.飛距離が落ちる

2.掛かりにくい

3.波の影響で動いてしまう

4.軽すぎて、引きが乱雑になってしまう

5.アタリが出にくくなる

 

欠点の2.は異論のある人もいるでしょう

 同 3.は長所とちゃうの?と言う人もいるでしょう

 同 5.は逆でしょう! と思う人もいるでしょう

 

 

2.は、重いオモリほど掛かりやすい

ということからの考えです

 

5.は、ボクのシステムならとの条件付き

オモリが重いほどアタリは感じやすいと思います

*先日写真を載せましたが

砂ずりは伸びない糸を使い「足のアイ」を通して

「手のアイ」に直結します

 

要は、道糸・力糸・砂ずり・仕掛けと一直線にします

天秤の足のバネは関係ない

オモリは道糸を引っ張る・張る役目

重いほどピンと張れます

糸電話の糸は、ピンと張るほど鮮明に聞こえる

 

 

最後にもう一度、問いかけておきます

あなたが、オモリに木や発泡をつけている理由はなんですか?